DOHCエグザンティアはキモチイイ

1998.11.27 自動車ニュース
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DOHCエグザンティアはキモチイイ(11/27)

「シトロエン・エグザンティア・エクスクルーシブ」の99年モデルに試乗してみた。エンジンがDOHC化されたのが最大の特徴だ。

1999年モデルの「シトロエン・エグザンティア」シリーズはさまざまな変更がなされている。その最大の特徴は、2リッターモデルのエンジンがこれまでの直4SOHCからDOHCに変更されたことだ。この結果、最高出力は7psアップの130ps/5500rpmに、最大トルクは0.4kgmアップして18.7kgm/4200rpmとなっている。トランスミッションも学習機能付きの4ATに変更され、メルセデス風のシフトゲートが与えられた。

そのほかの変更点としては、外観ではフロント、リアエンドのデザインが変更され、全長がセダンで80mm、ブレークで50mm延長されている。室内装備ではダッシュボード回りの変更に加えて、頭部まで保護するサイドエアバッグが装備された。グレード名も変更になり、ハイドラクティブ?サスペンションの「V-SX」は今回から「エクスクルーシブ」と呼ばれる。また今回からブレークにもハイドロニューマチックサスペンションの「SX」が追加された。価格は同グレードについては据え置きとなっている。

今回試乗したのは、2リッターDOHCエンジンとハイドラクティブ?サスペンションを組み合わせた「エクスクルーシブ」(339.0万円)。注目の新しいエンジンは以前よりシャープに吹けあがるようになったのが印象的だ。新しいATもレスポンスがよくなっているので、キビキビと加速できるようになった。高速での追い越し加速でも、以前ほどイライラしなくてもすむのがうれしい。

それから、ハイドラクティブ?もさらに洗練されていた。以前は首都高の目路段差などの、鋭い突起を乗り越えるとビシッと突き上げが感じられていたが、今回のモデルではそういう場合でも突き上げが少なく、マイルドになっている。乗り心地そのものも磨きがかかって、その液体的なしなやかさはますます上質になっていた。安全対策のためにボディが補強されたせいか、ボディの剛性感も向上している。

いちばんうれしかったのは右ハンドル車のペダル位置が改善されたこと。以前の不自然に「立って」いたアクセルペダルの角度が変更されて、自然なポジションで運転できるようになった。インテリアの質感も向上し、細身の新型ステアリングホイールの感触もよい。「エグザンティア・エクスクルーシブ」は熟成されてますます魅力的なシトロエンになっていた。わざわざ「V6エクスクルーシブ」を選ばなくても、こちらで十分なような気がした。(Web CGスヤマ)

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