世界一の長距離走行車はボルボP1800

1998.12.08 自動車ニュース
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世界一の長距離走行車はボルボP1800(12/8)

ギネスブックは「世界最長距離走行車」として、一台の1966年型ボルボP1800を認定した。米国人のオーナーは新車から現在まで約270万Kmを後にしているという。

ボルボカーズジャパンからの資料によれば、この車の持ち主は米ニューヨーク在住のアーヴ・ゴードン氏。1966年、同氏はニューヨークのボルボ・ディーラーでこの「P1800」を新車で購入した。いらいアメリカ、カナダのみならず、英国、スウェーデン、デンマーク、オランダ、ドイツといった海外まで、数多くの旅の足として利用してきたという。その結果、このP1800は現在までに268万8660km(約167万1000マイル)を後にしており、ゴードン氏は今も毎日のように同車を運転しているとのことだ。

ゴードン氏はP1800の耐久性と長持ちの秘訣について「愛情を持って接すること、整備と洗車を日常的に行い、部品はボルボ純正品を使うようにしている」と述べているそうだ。またゴードン氏は、このP1800を自走させて、12月4〜6日に米ダラスで開催される見本市「国際オートボディ会議・展示会」に参加するとのことである。

「ボルボP1800」は1960年にデビューしたスポーツクーペだ。途中でシューティングブレーク風のユニークなハッチゲートを持つ「P1800ES」シリーズが追加されたりしながら、1973年に生産終了するまでに4万7462台が生産されている。また、ロジャー・ムーアが主演したTVドラマ「ザ・セイント」に登場したことでも知られている。

268万kmとはすさまじいものである。それにしても写真を見る限りでは、ボディの状態がかなりよさそうなのに驚いた。さすがスウェーデン鋼というべきか。しかし考えてみれば、アフリカやアジアの国々などには、ワンオーナーでなければもっと距離を走っているクルマもあるのではないか、とも思うのですが。(WebCGスヤマ)

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