三菱、ぼんやりミスの警告装置を開発

1998.12.22 自動車ニュース
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三菱、ぼんやりミスの警告装置を開発(12/22)

三菱自動車はドライバーのうっかり、ぼんやりミスを警告するシステムを開発した。レーン逸脱警告、後側方モニター、車間距離を調整するクルーズコントロールを組み合わせた。

三菱自動車が新たに開発した「三菱ドライバーサポートシステム」は、レーン逸脱警報システム、後側方モニター、そして先行車との車間距離を自動調整するクルーズコントロール「プレビューディスタンスコントロール」から成り立っている。このうちレーン逸脱警告システムと後側方モニターは新開発。来年秋に発売する新型車に搭載を予定しているという。

まずレーン逸脱警報システムは、ルームミラーに内蔵されたCCDカメラと、車速、ハンドル角、ヨーレートを感知するセンサー、ステアリングシャフトに取り付けれられたアクチュエーター、警報、警告表示から成り立っている。CCDカメラで前方の白線情報を読み取り、各種センサーで車両の走行状態やドライバーの運動状況(脇見、うとうとしているなど)を調べて、これらの情報を分析する。その結果、レーンを逸脱する可能性があると、音や表示、さらにハンドルへ振動を与えることによって警告する。同時にレーン中央方向へと向かうようにハンドルに微少なトルクを与えて警告するというもの。このシステムはもちろん緊急時や車線変更時には解除される。

後側方モニターはドライバーが確認しにくい、死角付近の接近車を、車体後部に取り付けられた超広角CCDカメラで認識する。また車線変更時に接近車がある場合は音や表示で警告するという。

プレビューディスタンスコントロールは、先行車との車間距離をレーダーで計測し、前のクルマとの距離が近づきすぎないようにエンジン出力とATを制御するという装置だ。レーザーレーダー、クルマの状態とドライバーの運転操作を検出する各種センサー、警報警告装置、エンジン出力、ステアリング、ATを制御するコントローラーから成り立っている。また先行車との車間距離が近くなりすぎる恐れのある場合には、早めに警報を発してドライバーに注意を促すという。なお、この装置はすでにディアマンテに装着されている。

それにしても、うとうとしてきたら強制的に目を覚まさせてくれるような「居眠り防止装置」というものはできないもんですかね。センサーがドライバーの眠気を察知すると、シートからロボットアームが出てきて脇腹をくすぐって起こしてくれるとか。あ、それじゃ危ないか。(Web CG スヤマ)

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