ヨンク臭のなくなった「CR-V」追加車種発売

1998.12.22 自動車ニュース
 
 
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ヨンク臭のなくなった「CR-V」追加車種発売(12/22)

本田技研工業は「CR-V」のマイナーチェンジを行い、12月18日より発売した。なかでも注目に値するのは、スペアタイヤを床下収納にしたうえ、前輪駆動仕様も用意された「フルマーク」の設定だ。

「ホンダCR-V」のマイナーチェンジは、エンジン、安全装備、内外装など多岐にわたる。2リッター4気筒DOHCエンジンは、4AT車で20ps、5MT車で5ps出力が向上した。加えてAT車にはODスイッチ付き新コラムシフトレバーが採用された。

安全面では、64km/hオフセット正面衝突や50km/h側面衝突に対応する全方位衝突安全設計ボディの採用をはじめ、前席シートベルトへのプリテンショナー機構の標準装備が新しい点だ。さらに、ホンダ初の4WD用VSA(ビークルスタビリティアシスト=車両挙動安定化制御システム)がオプション設定されている。

外装では、前後バンパーとフロントグリルの意匠が新しくなった。また、前後バンパーをはじめ、サイドプロテクター、サイドシルガーニッシュ、ドアミラー、アウタードアハンドルケース、スペアホイールカバーをボディ同色とした「Dパッケージ」が「パフォーマ」に設定された。

内装面では、新シート表皮とパンチングタイプの革巻ステアリングホイールが採用された。さらにAT車に助手席回転シートがオプション設定された。また、CDプレーヤー、TVチューナー、カセットプレーヤー、ラジオが一体化した6インチモニター付ホンダナビゲーションシステムもオプション設定された。

新タイプ「フルマーク」が設定されたのも今回のマイナーチェンジにおける特徴だ。「都会的な外観デザインと高級感のあるインテリア」(ホンダ)をセリングポイントとしたモデルで、特徴としては前輪駆動仕様の設定、トランクフロアにスペアタイヤを収納、フルカラードボディ、バンパーにビルトインされたフォグランプとクロームメッキグリル、木目調センターパネルと助手席アームレストの標準装備といった点があげられる。

「ホンダCR-V」の価格は「パフォーマ」が198万円(5MT/東京/以下同)と207.5万円(4AT)、「フルマーク」前輪駆動が203.0万円、4WDが221.0万円(どちらも4AT)となっている。

4WDもそろそろ......と見切ったのか、ホンダのマーケティング戦略が生んだのが、今回の「フルマーク」前輪駆動仕様だ。たしかに米国などをみているとカタチはヨンクだけれどじつは2駆というモデルの多いこと。燃費も悪いし、うるさいし、オンロードしか走らない、というのではたしかに4WDに乗っている意味はないわけだ。それにしてもテールゲートに背負ったタイヤをはずして、バンパーをボディ同色に塗っただけでずいぶんイメージが変わるものである。まるで最初から予定されていたような......。(Web CG オガワ)

 
 

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