新しい「セフィーロ」はイルカのイメージ

1998.12.24 自動車ニュース
 
 
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新しい「セフィーロ」はイルカのイメージ(12/24)

日産自動車は12月22日、「セフィーロ」をフルモデルチェンジして発売した。新開発の2.5リッターV6直噴ガソリンエンジンを搭載する。室内の広さはシーマに匹敵するという。

「日産セフィーロ」は今回のフルモデルチェンジで3代目となる。先代と同様に、今回のモデルもアメリカを中心に世界130カ国あまりで販売される日産の世界戦略車である。新型の開発コンセプトは「フルリラックス性能」。といわれても何のことだかよく分からないが、日産の塙社長によると「お乗りになるあらゆる皆さんにリラックスしていただけるクルマ」を目指したとのことである。

エクステリアはイルカをイメージしてデザインされており、「イルカの持つ知性と安心感を表現している」とのことである。新型セフィーロにおいては「性別、年齢、個人差を問わずすべての人に使いやすく」を目標とした「ユニバーサルデザイン」とよばれるデザイン手法が取り入れられており、外観においてはフロントの左右両端を盛り上げたり、トランクリッド後端部をつまみあげるなどして車両感覚をつかみやすくしている。

室内空間はホイールベースを50ミリ延長して2750ミリとし、シーマに匹敵する広さを得たとしている。ユニバーサルデザインの考え方にのっとって、判別しやすい字体のメーターパネルや、ブラインドタッチで操作でき、自然に手が届くところに配置されたスイッチ類などが採用されている。ドアの開口部の大きさや角度も拡大され、シートのヒップポイントも高くなっている。

搭載されるエンジンは上記のとおり2種類のみの設定だ。このうち2.5リッターV6直噴ガソリンエンジン「VQ25DD」は210psの最大出力と27.0kgmの最大トルクを得つつ、10・15モード燃費をリッター12.6kmとし、排ガス濃度を低減したLEV仕様となっている。2リッターの「VQ20DE」はリーンバーン化されて、最高出力160ps、最大トルク20.0kgmを得るいっぽう、10・15モード燃費をリッター11.6kmとしている。

シャシーではリアサスペンションに改良が加えられ、STC(スーパートーコントロール)マルチリンクビームサスペンションが採用された。これはラテラルリンクを横置きすることでコーナリング時に後輪のトー変化を同位相方向にコントロールし、操縦安定性の向上を図ったというものだ。価格は218.8〜320.0万円となっている。

新型セフィーロはうわついたところのない、まじめに作られた感じのするクルマで、好感が持てた。それにしても「イルカに乗ろう」というキャッチコピーである。CMに城みちるが出てくるのか、とつい期待してしまったのは私だけではあるまい。松本孝美が出てきたというのもずいぶん懐かしい気がしたが。夫役のジョーイというのは誰なんだ。(Web CG スヤマ)

 
 

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