クルマ椅子のまま乗れる「ワゴンR」発売

1999.03.08 自動車ニュース
 
 
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クルマ椅子のまま乗れる「ワゴンR」発売(3/8)

スズキ株式会社は軽自動車「ワゴンR車椅子送迎車」をフルモデルチェンジし、3月4日より発売した。電動クルマ椅子の搭載も可能になっている。

「スズキワゴンR車椅子送迎車」の特徴は使いやすさと快適性の向上にある。リフトを使わなくても、テールゲートからスロープで車椅子のまま乗り降りができる。その際、テールゲートのおかげで雨の日でも濡れにくいという。スロープ幅は従来型に対して40ミリ拡大している。

クルマ椅子のまま車両に乗りこんでいられるよう、車体後部床面を低床下しているのも特徴だ。「車椅子に座ったままでも自然な乗車感覚」(スズキ)が得られるようになっている。クルマ椅子を車体に固定するには、2本のベルトを用いた手動式と、4本のフック付ワイヤと電気モーターによる電動式とが選べる。スズキが販売する電動クルマ椅子「スズキモーターチェア」でも乗車ができる。

ベース車両は去年の規格改定によって車体が大きくなった「ワゴンR」だ。エンジンは52馬力を発生する657ccの直列3気筒SOHC4バルブである。トランスミッションは3段オートマチック、駆動方式は前輪駆動となっている。前席左右エアバッグ、プリテンショナーおよびフォースリミッター付シートベルト、エアコン、パワーステアリング、パワーウィンドウ、リモコン式集中ドアロックが標準装備される。

「スズキワゴンR車椅子送迎車」には「スズキモーターチェア」が使用可能な「手動固定式クルマ椅子」仕様をはじめ、高齢者むけの「セニアカー」が使用可能な「手動固定式セニアカー」仕様、さらにそれぞれに電動固定式が用意されている。価格は手動固定式がいずれも169.8万円、電動固定式がやはりそれぞれ183.3万円だ。

トールボーイスタイルをもつ「ワゴンR」の面目躍如といったところだ。今度はもうすこしカッコよくて快適なクルマ椅子の開発がのぞまれる。(Web CG オガワ)

 
 
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