ホンダ、トレールバイク「SL230」を改良

1999.03.09 自動車ニュース
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ホンダ、トレールバイク「SL230」を改良(3/9)

本田技研は、オフロードバイク「SL230」を一部改良して発売した。排ガス規制に適合させ、フレームや足回りの剛性を向上させた。

ホンダの「SL230」は、軽量スリムな車体に、4サイクル空冷単気筒SOHCの230ccエンジンを搭載したトレールバイク。今回の改良では、走行性能の熟成や、点火システムの変更、排ガスや騒音規制への適応とともに、燃費の向上が図られている。

走行性能の熟成にかんしては、まずメインパイプとエンジンハンガープレートの肉厚をアップするなどして、フレームの剛性を向上。フロントサスペンションはインナーパイプの径を拡大しつつ、肉厚を薄くして剛性向上と軽量化を図った。リアサスペンションは、ダンパーのピストンとスプリングの径をそれぞれ拡大するなどして、オフロードでの衝撃吸収性を高めている。ステアリングステムのボトムブリッジはアルミ製を採用して軽量化し、取り回しをよくした。

点火方式には従来のアナログ式に代えてデジタル式のCDIを採用。スロットル開度とエンジン回転数をコンピューターで演算処理し、すべての回転域で最適な点火タイミングを与えたとしている。排気システムには、排気ポートに空気を送り込んで、燃え残ったHCとCOを再燃焼させる「エアインジェクション システム」を採用。新排ガス規制に対応した。マフラーそのものも新設計され、容量を拡大することで、新騒音規制にも適合させている。さらにキャブレターのセッティングを変更して、燃費を従来よりも12パーセント向上させ、リッター48kmとしている。

外観では「ブーンシルバーメタリック」と「ロスホワイト」の2色をあらたに採用している。新型「SL230」の価格は37万9000円。年間の国内目標販売台数は3000台である。

こういうシンプルなトレールバイクには好感が持てます。でも、買いたいとまで思えないのはなぜでしょうか。もう少し「大人が乗ってもさまになる」デザインというものを考えていただきたいものです。(Web CG スヤマ)

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