三菱、インドネシアで新型SUV発売

1999.03.29 自動車ニュース
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三菱、インドネシアで新型SUV発売(3/29)

三菱自動車のインドネシアにおける販売会社KTBは、SUVテイストを持たせた多目的車「クダ」を新発売した。

三菱自動車は、アジア、アセアン地域などを対象とした車両として、同社いうところの DFW(DYNAMIC FAMILY WAGON)を開発している。これは5人から7人乗りの多目的車で、乗用、商用のどちらにも使えるように設計されたクルマだという。1997年にはDFW第一弾として、台湾で「フリーカ」が発売され、1998年にはフィリピンで第二弾の「アドベンチャー」が発売されている。

今回発表された「クダ」(KUDA)は、DFW第三弾として、上記2車と基本コンポーネントの多くを共有して開発された。その名はインドネシア語で「馬」の意味だそうである。全長x全幅x全高は4120x1650x1750mm、ホイールベースは2420mmである。エンジンは新開発の1.6リッター直4SOHCで、5段MTを介して後輪を駆動する。そのエクステリアデザインはSUV風のテイストを加えた「先進」的なものとし、乗用車なみの基本性能や乗りやすさ、安全性を実現したとしている。

乗車定員は5人から7人。価格は9200万から1億1000万ルピアである。インドネシアの自動車市場は、アジア諸国の中でも回復が大幅に遅れており、自動車総需要も1997年の経済危機前と比べて、10から20パーセント程度にまで縮小しているという。そんな中で、「クダ」発売元のKTB社では、年間2500台を販売目標としている。

日本メーカーがアジアで作っている、こういった「アジアカー」は現地で見ると、なかなか独特の趣があっていいものです。一度でいいから、試乗してみたい。それにしても、環境問題を考えれば、いわゆる発展途上国向けのクルマにこそ、三菱お得意の「環境にやさしいエンジン」が必要なのではないでしょうか。(Web CG スヤマ)

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