ホンダ、「CBR600F」をフルモデルチェンジ

1999.04.23 自動車ニュース

ホンダ、「CBR600F」をフルモデルチェンジ(4/23)

ホンダは、ロードスポーツバイク「CBR600F」をフルモデルチェンジした。性能向上とともに環境にも配慮している。

4月23日に発売となった新型「CBR600F」は、水冷4気筒DOHCエンジンを搭載するスポーツバイク。モデルチェンジにともない、エンジンはボア、ストロークに至るまで見直され、軽量化と、各部の作動抵抗の低減を実現した。吸排気系や点火系、冷却系の高効率化とあいまって、幅広い回転域で力強い出力特性を得たとしている。

その最高出力は69ps/10750rpm、最大トルクは5.3kgm/7500rpmとなっている。また、2次エアを導入して排ガスを再燃焼させる「エアインジェクション」を採用し、新排ガス規制に適応している。マフラーも新設計され、新騒音基準をクリアしている。

フレームは新設計のアルミ製ツインチューブタイプ。しなやかさと剛性を高次元でバランスさせているという。サスペンションは、フロントフォークに高剛性の大径(43mm)タイプを装着。リアダンパーには、スムーズな減衰力特性が得られるH.M.A.S(Honda Multi Action System)を採用した。スイングアームは、フレームとクランクケースの2点で支えるように変更され「剛性を高め、快適な乗り心地と優れた走行性能を両立」させたという。

ブレーキは、フロントが4ポッド対向ピストンキャリパーのダブルディスク、リアがシングルディスク。外観では空気抵抗を減らすとともに、キャブレターに外気を効率的に導入する「ダイレクト エア インダクション」を設けている。ボディカラーはブラック/ブーンシルバーメタリック2トーンの1種類のみ。価格は79万8000円となっている。

それにしても、どうして日本のバイクメーカーは電気/ガソリンのハイブリッドバイクを出さないのか。イタリアではすでにハイブリッドスクーターが市販されているというのに。アジアに広大な二輪市場を抱える日本メーカーにとって、大気汚染対策は重要な「企業の義務」であり、しかも早急な対策が必要とされていると思うのだが。(Web CG スヤマ)

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