トヨタ、「スパシオ」をマイナーチェンジ

1999.04.30 自動車ニュース
 
 
990430_078.gif

トヨタ、「スパシオ」をマイナーチェンジ(4/30)

トヨタは4月26日、「カローラスパシオ」をマイナーチェンジして発表した。新グレード「エアロツアラー」も設定されている。

4月26日に発売された「カローラスパシオ」の、マイナーチェンジにともなう変更は小規模なものだ。外観ではフロントバンパー、ラジエターグリル、テールランプなどのデザインが変更され、外板色にシルバーメタリック、グリーンマイカメタリック、ブルーマイカの3色が新たに設定された。

内装ではシートやトリム表皮のデザインが変更されたほか、運転席アームレストが装備され、コンソールボックスなどの収納スペースも拡大されている。またクリーンエアフィルターも採用された。安全対策では、今回より全車にブレーキアシストが標準装備された。、

新たに設定されたグレード「エアロツアラー」は、フォグランプ内蔵の大型バンパーやカラードルーフレール、リアスポイラーなどを採用したスポーティなモデルだ。インテリアには専用のシート/トリム表皮を設定。コンビネーションメーターの横に独立したアナログ式タコメーターを設け、デジタル式スピードメーターの照明をオレンジ色に変更したり、本革巻き3本スポークステアリングホイールを与えるなどして「スポーティ感を演出」(広報資料より)している。「エアロツアラー」はシート数(2/3列)や乗車定員(4人から6人)別に3タイプ設定されており、価格は168.8万円から176.8万円となっている。

今回のマイナーチェンジでは、特別仕様車として「Vパッケージ」も設定された。これは「2列シート車5人乗り」をベースに、ABS、ブレーキアシスト、デュアルエアバッグなどの安全装備やパワーウィンドウ、集中ロックなど、装備を必要なものだけに限定した「お買い得モデル」だ。価格は138.6万円である。

スパシオには福祉車両「ウェルキャブ」シリーズも設定されているが、今回から新たに、助手席が90度回転し、車外に350mm、下方に50mmスライドダウンできる「ウェルキャブ助手席リフトアップシート車」も設定された。これは車椅子を使用する人が、助手席によりアクセスしやすくするための仕様だ。価格はベース車の「2列シート5人乗りGパッケージ」より最大40万円高となっている。

今日のファミリーカー像といえば「ワゴンかつRV的なクルマ」。そうした見方も含めて、「スパシオ」はもっと評価されてもいいクルマだと思う。マツダからプレマシーも出たことで、5ナンバークラスの“ニューセダン”市場はさらに競争激甚になるだろうが、今回のスパシオに見られるような「福祉車両の拡充」こそが、これからのファミリーカーに欠かせない条件になってゆくと思われるからだ。(Web CGおざわ)

 
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事
  • トヨタ・アルファード/ヴェルファイア【試乗記】 2015.2.28 試乗記 「大空間高級サルーン」をキーワードに開発したという、新型「トヨタ・アルファード/ヴェルファイア」。果たして、その仕上がりは? 複数のバリエーションに試乗してわかった、使い勝手や走りの特徴を報告する。
  • トヨタ・アルファードSR“Cパッケージ”(4WD/CVT)【試乗記】 2015.6.27 試乗記 好調なセールスが伝えられる、トヨタのミニバン「アルファード」。人気の秘密はどこにあるのか? ハイブリッドの上級モデルに試乗して、そのポイントを探った。
  • メルセデス・ベンツE400 4MATICエクスクルーシブ(4WD/9AT)【試乗記】 2016.12.2 試乗記 3.5リッターV6ターボエンジンに4WDシステムを組み合わせる、新型「メルセデス・ベンツEクラス」の上級モデルに試乗。先行して発売された2リッター直4ターボ車とは異なる、その走りの質を報告する。
  • 「レクサスNX」にブラックで引き締めた特別仕様車 2016.11.24 自動車ニュース トヨタ自動車は2016年11月24日、レクサスブランドのコンパクトSUV「NX」に特別仕様車「Urban Style」を設定し、販売を開始した。「Iパッケージ」グレードをベースに、ブラック塗装のスピンドルグリル、ドアミラー、アルミホイールが採用されている。
  • トヨタ、「マークX」をマイナーチェンジ 2016.11.22 自動車ニュース トヨタ自動車は2016年11月22日、FRセダン「マークX」にマイナーチェンジを実施し、販売を開始した。“洗練された格好良さと遊び心を両立した大人のスポーティセダン”をテーマとして、フロントを中心にデザインが一新されている。
ホームへ戻る