三菱、「環境にやさしい」燃料ホースを開発

1999.05.06 自動車ニュース
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三菱、「環境にやさしい」燃料ホースを開発(5/6)

三菱自動車は大気汚染物質である炭化水素の蒸散量を50パーセント削減した燃料ホースを新開発したと発表した。

三菱自動車が明治ゴム化成と共同で開発した燃料ホースは従来より燃料ホース用樹脂材料として使われてきたポリアミド樹脂に、燃料蒸散防止効果にすぐれたフッ素樹脂を合わせたものだ。2つの樹脂の接着には、やはり新開発のフッ素樹脂反応性接着剤が使われているのも特徴だ。

炭化水素(HC)は大気中NOXと光化学反応することにより光化学スモッグを起こす要因となっている。三菱自動車によれば従来のブレンド樹脂接着剤では耐熱性、耐薬品性にすぐれるフッ素樹脂層がホース全域にひろがらず、その結果ポリアミド樹脂が直接燃料と触れる部分からの燃料蒸散が避けられなかったという。

さらなるメリットとして生産工程での時間短縮が可能なため製造コストが10パーセント低減できることがあげられている。三菱自動車では新樹脂燃料ホースを2000年初頭以降発売の車種より順次採用するとしている。

こういうのは社外品としてもすぐに発売してもらいたいです。触媒にしてもそうですが、古いクルマ向けのものもどんどん発売していただきたい。政府は現在、10年以上使用しているクルマの税率をひきあげることを検討していますが、触媒の交換をはじめ、オーナーが積極的に環境対策をしているクルマには特別措置を講じるなど、フレキシブルな対応がのぞまれます。そもそも大型車への対策はどうなっているんでしょうか。(Web CG オガワ)

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