スバル、新ドライバー支援システムを開発

1999.05.20 自動車ニュース
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スバル、新ドライバー支援システムを開発(5/20)

富士重工はステレオ画像認識を利用したドライバー支援システム「ADA」を実用化した。「レガシィランカスター」に搭載する予定。

富士重工が開発したドライバー支援システム「ADA」(アクティブ ドライビング アシスト)は、2基のCCDカメラが捕らえた前方の映像を高速処理することで、前方の車線や先行車などの物体を3次元認識するしくみ。その情報にもとづいて、ドライバーに必要な警告を与えたり、減速やシフトダウンなどの車両制御を行う。

「ADA」がじっさいに行う機能は、車間距離警報、車線逸脱警報、車間距離制御クルーズコントロール、カーブ警報/制御の4つ。車間距離警報は、前車に近づきすぎた場合に警報を発する。車線逸脱機構は、無意識な車線逸脱をしそうなときにアラームを鳴らすというものだ。

車間距離制御クルーズは、前方に車がいない場合は通常のオートクルーズとして機能し、前車がある場合は、接近しすぎた場合にスロットル制御とシフトダウンで減速し、適切な車間距離を保つシステムだ。

カーブ警報/制御は、ナビゲーションからの地図情報とCCDカメラの映像情報を組み合わせて、前方のカーブの曲率、屈曲角を判断し、路面の滑りやすさや勾配なども推定した上で、安全に走行可能な速度をはじき出す。そうして、カーブまでの距離を音声で伝え、速度が出すぎている場合などには音声で警告するとともに、シフトダウン制御によって車速をコントロールするという。

富士重工では「ADA」について、ステレオ画像認識を用いた、障害物認識技術は、物体の反射特性の影響を受けにくく、同一システムを塔載した他社との干渉もなく、広角の視覚領域をカバーできるなどの利点を挙げている。なお「ADA」は今年度中にも、「レガシィ ランカスター」に装着されるという。

せっかくCCDカメラが捕らえた映像なのに、演算処理に使われるだけで、車内モニターで見ることが出来ないというのは、なんかソンしているような気がする(のは私だけか)。(Web CG スヤマ)

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