“激安小型車”「タタ・ナノ」でインド一周

2012.07.24 自動車ニュース

“激安小型車”「タタ・ナノ」でインド一周

2008年のデビュー当時、10万ルピー(当時のレートで約28万円)からという価格が世界を驚かせたインドの「タタ・ナノ」。この超廉価な小型車で、インド国内2万6500kmの道のりを走破した男性がいる。タタ・モータースが2012年7月23日に報じた。

その男性は地元インドのトーマス・チャコ(63)さん。2012年5月3日に「タタ・ナノ」でムンバイを後にし、国内のすべての州都を訪問して7月21日、78日間の旅を終えた。

走破した距離は2万6500km。旅はインド東部・ヒマラヤ山中のタワングから、南はインド半島南端のカンニヤークマリ、北はカシミール地方のカルギルまでにおよんだ。自動車で到達可能な、世界一高所にある峠カルドゥン・ラ(標高5602m)も訪れた。

「ナノは(床下の)地上高が十分にある。登坂性能も素晴らしかった。決して楽しいドライブとはいかなかったが、旅を通じて多くの人と知り合えた」とチャコさん。「道中、非常に険しい悪路や悪天候とも格闘したが、ナノはよく耐えた。今回の旅を本にまとめたい」とのこと。

現在、ナノは現地で15万〜21万ルピー(現在のレートで20万〜29万円)程度の価格帯で販売されている。

(webCG 竹下)

悪路を行く「タタ・ナノ」。カシミール地方のカルギルを目指す。
“激安小型車”「ナノ」でインド一周
インド半島南端のカンニヤークマリにて。
“激安小型車”「ナノ」でインド一周
ドライバーのトーマス・チャコさんと「ナノ」。カルドゥン・ラにて。ちなみに「ラ」とはチベット語で「峠」の意味とか。
“激安小型車”「ナノ」でインド一周

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。