最強のアウディ「S4」特急インプレッション

1999.06.23 自動車ニュース
 
 
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最強のアウディ「S4」特急インプレッション(6/23)

アウディジャパンが5月17日より発売した「アウディS4」に試乗した。2.7リッターツインターボエンジンにフルタイム4輪駆動システムを備えている。

「アウディS4」のエンジンは新開発の2.7リッターV6DOHC5バルブ+ツインターボチャージャーだ。小型のターボを2基装着することでレスポンスを向上させ、ターボラグを減らしたとアウディでは謳っている。バルブタイミングコントロール機構も採用されており、265ps/5800rpmの最高出力と40.8kgmの最大トルクを、1850rpmから3600rpmにかけて得ている。

外観上は、「アブスデザイン」とよばれる専用のホイールをはじめ、フォグランプ埋め込みフロントバンパーや、クセノンガス封入ヘッドランプなどが専用装備として与えられている。日本における希望小売価格は723.5万円となっている。

BMWでいうとM3に相当するような、A4ベースのハイパフォーマンス仕様が、この「S4」ですね。高出力エンジン、ヘビーデューティーな足まわり、6段マニュアルギアボックス、エアロパーツなど、専用装備が盛りだくさんです。

乗ってまず感じるのは、パワフルであり、かつ乗りやすい、ということです。とくに高速道路でのスタビリティはアウディの面目躍如たるものがあります。

ものすごく安定していて、安心して乗っていられるんですね。しかも静かだし。いっぽう、ハンドルやクラッチなどは適度に重くて、それがスポーティな味をだしている。完璧な機械というだけでなく、趣味性も備えているところが魅力でしょうか。

ただ革張りシートはいただけません。厚みが出ているせいで、着座位置が高くなり、ヘッドルームに余裕がなくなってしまってます。それにAピラーが顔に近づきすぎているのも気になる。高価格車だから革シートと言う発想はばからしいですよ。

日本では、このクルマの魅力を堪能できる機会にどれだけ恵まれるでしょうか。ブレーキ性能もすばらしいけれど、アウトバーンでのような速度が出せないとなると、もったいないくらいです。723.5万円は安い買い物じゃありませんから。

松本英雄

小川フミオ

 
 

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