「ナディアタイプSU」特急インプレッション

1999.07.01 自動車ニュース
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「ナディアタイプSU」特急インプレッション(7/1)

トヨタ自動車が6月21日より発売した「ナディアtype SU 4WD LSセレクション」(238.8万円)に試乗した。

「トヨタナディアtype SU」の特徴は、標準モデルに対して車高をあげるとともに16インチタイヤを装着、さらに内外装を新しくしているところにある。エンジンは2リッター4気筒「3S-FE」で、駆動方式は前輪駆動と4輪駆動の2本立てとなる。

外観上の特徴は、クロームメッキの専用グリルをはじめ、丸型フォグランプ内蔵の専用大型バンパー、スモーク処理を施されたリアコンビネーションランプ、オーバーフェンダー、サイドマッドガード、大型リアスポイラー、16インチアルミホイールなどにある。内装面では、専用のシートおよびドアトリム地が採用されている。

これから流行するといわれるオールラウンダーをイメージしたスタイリングが特徴的なクルマです。

感心したのは作りにお金がけっこうかかっていることです。ボディパネルは専用に作ったものですし、トレッドを拡げたぶん、サスペンションのジオメトリーもきちんと見直しているんです。

着座位置は比較的高くて、視界がいいという魅力をもついっぽうで、乗り降りがしづらいというクロカン4WDのようなこともありません。「Type SU」はややテイストの異なったモデルですが、じつは最初からナディアはこういうクルマだった、というような説得力があります。

標準モデルと比べて乗り心地が高級になっているかんじがします。背が高くなったぶん、コーナリング時はややロールしますが、気になるほどではありません。エンジンのトルク不足をカバーするためにシフトダウンを頻繁にするトランスミッションの設定が気になります。出来れば学習機能をもたせて、この面でも高級感を出してもらいたかったです。

室内の広さは特筆ものですね。4人がラクラク乗れて、荷物も積めるし。着座姿勢にも無理がなく、気持ちよく乗っていられます。

外観からキワモノかと思って乗ったのですが、期待はいい方向に裏切られました。価格も適正だと思います。

松本英雄

小川フミオ

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