ホンダの秘蔵車「もてぎ」を走る

1999.07.22 自動車ニュース
990722_040.gif

ホンダの秘蔵車「もてぎ」を走る(7/22)

二輪からF1まで、歴代のホンダ・レーシングマシンが7月20日、ツインリンクもてぎで一般公開実走行テストを行なった。

一般公開実走行テストと題されたこのイベントの目的はツインリンクもてぎ内にあるホンダコレクションホールの所蔵車を本来の走る姿で公開することにある。

第3回をかぞえる今回の走行イベントでは、二輪がCR72、CR110など1960年代の小排気量マシンやRS750R、NS500といった1980年代に世界を舞台に活躍した大排気量クラスまで10台出走、カン高い爆音を轟かせた。

四輪では1980年代にF1参加への足がかりを築いたラルトRT6-84(F2)、同RT20(F3000)、そして1.5リッターターボの最終型ロータス100Tが登場。当時のドライバー中嶋悟の手でサーキットを駆け抜けた。中嶋はロータスでスピンターンを演じたり、4台用意されたグループAシビックもドライブ、他の3台とレースさながらのホットなシーンを展開してくれた。

一般公開実走行テストは普段なかなか入ることのできないパドックで火の入った往年の名マシンに間近に接することができる絶好の機会。ツインリンクもてぎの入場料(大人1500円)だけでOKとあって、この日もかなり多くの一般観客がつめかけていた。同イベントは今後も予定されているので、まだ体験していない人はぜひ行ってみよう。

コレクションホールに所蔵されている車は単に「動態保存の展示」で終わらせないのがホンダのすごいところ。動態保存といっても動けばいいというのでなく本来の性能を引き出せるまでやる、部品が足りないなら作ってしまうゾ、そんな意気込みを感じられるイベントであった。メインテナンスに携わるメカニックは本当にメカが好きでしかたないという人たちばかり。実走行テストを訪れた人は誰でも、そんなホンダ技術者イズムに感動を覚えるはずである。(Web CG おざわ)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。