【スペック】全長×全幅×全高=4064×1682×1462mm/ホイールベース=2470mm/車重=1216kg(EU規格)/駆動方式=FF/1.4リッター直4DOHC16バルブターボ(140ps/4500-6000rpm、25.5kgm/1500-3500rpm)(欧州仕様車)

フォルクスワーゲン・ポロ ブルーGT(FF/7AT)【海外試乗記】

驚きのコンパクト 2012.07.23 試乗記 フォルクスワーゲン・ポロ ブルーGT(FF/7AT)

「フォルクスワーゲン・ポロ」に、気筒休止システムを持つ新グレードが登場。従来モデルとの違いを、オランダの試乗会で確かめた。

ただの新グレードではない

こんな仕事をやっていると、時に“驚愕(きょうがく)のモデル”に出会う。もちろん驚愕といっても、ポジティブな場合もあれば、ネガティブな場合もあるわけだが、ことここに採り上げるニューモデルに関しては、100%前者にあたるものだった。

その名は「フォルクスワーゲン・ポロ ブルーGT」。「これまでのポロで『TSI』と『GTI』の間にあった、やや大きな隙間を埋めるべく投入するニューモデル」と開発陣が説明するこのクルマには、なるほど「ポロGTI」と共通のフロントバンパーやリアバンパー、リアスポイラーなどが与えられている。

エクステリアでは、ブラックアウトされたドアミラーや新デザインのフロントロワーグリル、インテリアではブルーのアクセントが入ったスポーツシートやグレード名の入ったステアリングホイールなどが専用のアイテム。215/40R17という“GTIサイズ”のシューズを履く足まわりは、GTIと同様にTSI比で15mmローダウンされたスポーツシャシーとなっている。
要は、TSIほどに常識的ではなくGTIほどとがっているわけでもない、両者の中間を狙ったモデルというわけだ。

しかし、このクルマの役割が、単にTSIとGTIのギャップを埋めるだけのものならば、率直に言って、オランダはアムステルダムで開催された国際試乗会に足を運ぶ価値はなかったかもしれない。実はこの新グレードには、見逃すことのできない大きな変化があるのだ。

それは、搭載される1.4リッター直4ターボエンジンが完全新設計の次世代ユニットだという点である。アルミ製のクランクケースに、シリンダーヘッドと一体化されたエキゾーストマニフォールド。インタークーラーも、プラスチック製のインダクションモジュールとひとつになっている。
さらには、フォルクスワーゲンで初とされる2気筒休止のメカニズム「ACT(アクティブ・シリンダー・マネジメント)」も搭載されている。


フォルクスワーゲン・ポロ ブルーGT(FF/7AT)【海外試乗記】の画像
「ポロ ブルーGT」のインテリア。シートには青い挿し色が採用される。
「ポロ ブルーGT」のインテリア。シートには青い挿し色が採用される。
サイドビュー。ホイールのサイズは、ホットな「GTI」と同じ215/40R17。
サイドビュー。ホイールのサイズは、ホットな「GTI」と同じ215/40R17。

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