第10戦ドイツGP決勝結果【F1 2012 速報】

2012.07.22 自動車ニュース

【F1 2012 速報】第10戦ドイツGP、アロンソがポール・トゥ・ウィンで今季3勝目

F1世界選手権第10戦ドイツGP決勝が、2012年7月22日、ドイツのホッケンハイムリンク(4.574km)を67周して行われた。

金・土と時折雨に見舞われ、レースデイの日曜日はドライという、前戦イギリスGPと同じような天候となった今回、雨の予選で強さをみせつけたフェラーリのフェルナンド・アロンソが2戦連続でポールポジションを獲得。決勝でもスタートからトップを守り、イギリスで失敗したタイヤの使い方も問題なくこなし優勝した。
アロンソは今シーズン3勝目を記録した最初のドライバーとなり、チャンピオンシップでのリードも13点から34点差にまで拡大した。

2位はレッドブル・ルノーのセバスチャン・ベッテル。予選2位からアロンソを追撃したが、2度目のピットストップのタイミングでジェンソン・バトンに抜かれ、残り2周で抜き返しての2位奪還だった。しかしバトンをオーバーテイクする際、コースをはみ出して走行したことがレース後の審議対象となっている。

3位バトンにとっては4月の第3戦中国GP以来となる久々の表彰台。マクラーレン・メルセデスのマシンアップデートが奏功し、6番グリッドから2位まで追い上げたが、最後の局面でベッテルに先行を許した。

バトンから遅れること約10秒、トップ3から大きく離されたロータス・ルノーのキミ・ライコネンが4位、ザウバー・フェラーリの小林可夢偉が自身最高位タイとなる5位、小林の僚友セルジオ・ペレスは6位に入りザウバーダブル入賞となった。

3番グリッドからさらなる上位を狙ったメルセデスのミハエル・シューマッハーは、タイヤに厳しいマシン特性から後退を余儀なくされ7位。ギアボックス交換で5グリッド降格、8番グリッドからスタートしたレッドブルのマーク・ウェバーはそのままの順位でチェッカードフラッグを受けた。フォースインディア・メルセデスのニコ・ヒュルケンベルグは4番グリッドという好位置を生かせず9位、そしてギアボックス交換で21番グリッドと後方からレースを組み立てたメルセデスのニコ・ロズベルグが10位に入り、最後の1点を獲得した。

以下、11位ポール・ディ・レスタ(フォースインディア)、12位フェリッペ・マッサ(フェラーリ)、13位ダニエル・リチャルド(トロロッソ・フェラーリ)、14位ジャン=エリック・ベルニュ(トロロッソ)、15位パストール・マルドナド(ウィリアムズ・ルノー)、16位ビタリー・ペトロフ(ケイターハム・ルノー)、17位ブルーノ・セナ(ウィリアムズ)、18位ロメ・グロジャン(ロータス)、19位ヘイキ・コバライネン(ケイターハム)、20位シャルル・ピック(マルシャ・コスワース)、21位ペドロ・デ・ラ・ロサ(HRTコスワース)、22位ティモ・グロック(マルシャ)、23位ナレイン・カーティケヤン(HRT)が完走した。

ドライバーズチャンピオンシップで堂々首位を守るアロンソは154点、そこから34点離された120点の2位ウェバーだが、3位ベッテルとの間には2点の差しかない。4位ライコネンは95点、5位で今回唯一のリタイアとなったルイス・ハミルトンは92点を集めている。

コンストラクターズ選手権は、1位レッドブル238点、2位フェラーリ177点、3位に返り咲いたマクラーレンは157点、4位に落ちたロータスは156点、5位メルセデス105点という位置関係である。

【追加情報】
レース後の審議対象となっていた2位ベッテルの追い抜きについて、スチュワードからベッテルにドライブスルー分のペナルティーとして20秒加算が言い渡された。バトンをオーバーテイクした際、アウト側にいたベッテルはコースをはみ出しながらラインを守ったことが違法と判断された。

この結果、ベッテルは2位から5位に降格。バトン2位、ライコネンが3位表彰台となり、小林は自己最高位の記録を更新、4位の座を得ることとなった。
ベッテルのドライバーズチャンピオンシップ3位は変わらないが、当初の118点から110点に減点。首位レッドブルは230点、3位マクラーレンは160点、4位ロータスは159点などポイントが増減した。

(文=bg)

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