三菱、新型「パジェロ」を発表

1999.09.03 自動車ニュース
 
 
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三菱、新型「パジェロ」を発表(9/3)

三菱自動車工業は「パジェロ」をフルモデルチェンジし発表した。発売は、直噴ディーゼルモデルが9月2日から、GDIモデルが10月1日からだ。

今回で3代目となる新型「三菱パジェロ」のには、環境に配慮したエンジンがそろっている。新開発された3.2リッター直噴ディーゼルエンジン「DI」は、2005年ディーゼル車燃費基準、および長期排出ガス規制をクリアしているという。また3.5リッターGDIエンジン搭載車は2010年燃費基準値と平成12年排ガス規制に対応している。最高出力および最大トルクは、「DI」エンジンが175ps/3800rpm、39.0kgm/2000rpm、「GDI」エンジンが220ps/5500rpm、35.5kgm/3750rpmとなる。

ボディはモノコック構造で、ホイールベースの長さにより「ロング」と「ショート」に分かれる。「ロング」はホイールベースおよび全長を先代型より55ミリ長くし、「直進安定性を向上させた」(広報資料)としている。「ショート」はホイールベースを125ミリ延長し2545ミリ、全長を160ミリプラスし4220ミリとし、「ロング」同様に直進でのスタビリティを向上させているという。

駆動形式は全車種に四輪駆動システム「スーパーセレクト4WDII」を採用。これに新しくハイブリッドLSDが加わり、操縦安定性および走破性で改良が進んだとしている。トランスミッションは4段ATと5段ATがそろっている。

外観は、「パジェロのアイデンティティである躍動感と機能感を継承」(広報資料)しているというのが三菱の主張だ。パジェロ独特の「キャッツアイ形状」フロントランプは健在。また前後バンパーの意匠を変更したのに加え、ボディサイドに軟質素材の樹脂性プロテクターを採用し、オフローダーとしての使い勝手も良くなっているという。

室内では、室内長、幅とも拡大されより広い空間を作り出した。さらに車高を先代より45ミリ低減させたことで乗降性も良くなっているという。インストルメントパネル部には大型ディスプレイを配置。カーナビゲーションシステム、オーディオ、エアコンらの情報が表示される。

安全面では、三菱の基準で定めた衝突安全強化ボディ「RISE」を採用したのに加え、プロペラシャフトをカーボンファイバー製にし全面衝突時の衝撃を吸収する機構が導入された。さらに後席両端のシートベルトリトラクターはチャイルドシート固定機構が備わる。

新しい「パジェロ」の価格は、「ショート」が「ZR」の299.3万円から、「ロング」の「ZR」が319.3万円からとなる。

新型「パジェロ」のサスペンションは、リジット式からすべて独立懸架式となりました。これにより走行安定性、悪路走破性などが向上しているはずです。乗りやすくなったパジェロ、といえるでしょう。(Web CG 有吉)

 
 

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