フランクフルトショー速報

1999.09.17 自動車ニュース
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フランクフルトショー速報(9/17)

ドイツ・フランクフルトで9月16日より自動車ショーが開催されている。フォルクスワーゲンやBMWなどニューモデルを発表したメーカーも多い。

フランクフルトショーはヨーロッパにおいて最大の規模をもつ自動車ショーであり、 これからの自動車の行方を占ううえで重要な役割を果たしている。今回のショーは、 テーマが「自動車の未来」というだけあって、ドイツの自動車メーカーを中心に、環境にまつわる多くの展示が発表された。全体の印象をいうと、その展示のしかたが妙にまじめで、ショーに期待される華やかさが薄いものだった。どのメーカーも次世代に向けての燃料電池車などの技術を展示するものの、現段階ではまだまだ具体性に欠けているため、観客にとっては退屈なのだ。VWのエンジニアにその印象を伝えると、 「それは認めます」という答が返ってくるほどだった。

ニューモデルやコンセプトモデルはというと、VWからはV8を搭載するビッグサルーンのコンセプトモデル「コンセプトD」(近い将来、販売が予定されている)、ドイツメーカーとしては初の直噴ガソリンエンジン搭載の「ルポFSI」、ブガッティのスポーツカーコンセプト「シロン」(往年のレーシングドライバー、ルイシロンにちなんだもの)などが発表された。

加えてほかのドイツ勢をみると以下のようになる。アウディからはアルミフレームをもつ小型ハッチバック「A2」(写真)と「TTロードスター」、BMWからはV8を搭載するパワフルな「Z8ロードスター」、メルセデスからはマクラーレンで製造する予定のロードスターのコンセプトモデル「SLR」、V12を搭載した「S600」、オペルからはリッター20キロをめざすコンセプトモデル「G90」、スマートからはコンバーチブルと、コンパクトなオープン「ロードスター」コンセプトモデルなどが発表された。

日本ではトヨタが「MR-S(現地名MR2)」「セリカ」「ヤリスバッソ(ファンカーゴ) 」をさっそく展示したことをはじめ、日産が「サイパクト」という直噴ガソリンエンジン搭載車、ホンダが「インサイト」などをもちこんだ。

フランスからはプジョーがビッグサルーン「607」を、ルノーが近く発売を予定しているというビッグサルーンのコンセプトモデル「アバンタイム」をもちこんだ。イタリアからはフィアットのニュー「プント」(高性能仕様の「スポルティング」やミドシップマシンもあり)、ランチアが「リブラ」のセダンとステーションワゴンなど、小粒ながら堅実なニューモデルを展示していた。(NAVI編集部・小川フミオ)

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