新エンジン搭載の「アウディA8」に乗る

1999.09.30 自動車ニュース
 
 
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新エンジン搭載の「アウディA8」に乗る(9/30)

アウディの最高級モデル「A8」がさる8月31日に改良を受けた。最大の眼目は、4.2リッターV型8気筒エンジンが5バルブ化されたことにある。

 「アウディA8」(1022万円)はアルミフレームをもったハイテク高級車として売り出されたモデルだ。ドライブトレインは4.2リッターV8エンジンに「クワトロ」フルタイム4WDシステムを組み合わせており、トランスミッションはティプトロニック5段オートマチックとなる。今回はヘッドが変更され、気筒あたり5バルブ化された。これにより最高出力が従来型よりプラス10馬力の310馬力となっている。


A8のドアを開けると「ASF」っていうカッチョいいバッジが輝いていますね。これは「アウディスペースフレーム」の略で、アルミニウムがシャシーに多用されているということを示しているんです。アウディではアルミを多用することによって、新しいイメージを強調しています。今回のフランクフルトショーに出展されたA2もアルミフレームで、すごく話題を呼んでいました。

このクルマはメルセデスベンツSクラスなみの大きさがあるんです。そこでアルミを使わないと重くて走らないんじゃないかと思いますよ。最高出力も高いのですが、乗ってみるとトルクが太い、という印象のほうが強いですね。エンジンは3段階の可変吸気システムをもっていてこれが太いトルクを生んでいるのですが、同種のシステムをもつ国産車との違いは、切り替わるタイミングがぜんぜんわからないほどナチュラルだということです。

乗ってみるとデカいオヤジグルマというかんじがまったくなくて、アウディのラインナップのなかでも屈指のスポーティ性を感じますね。

ライバルの1台はメルセデスS320でしょうが、このクルマとバックトゥバックで比較試乗してみたところ、メルセデスは「乗せてもらう」クルマでしたねえ。味付けがだいぶオッサン仕様になったんじゃないかと感じました。自分で運転するのが好きなひとには絶対に「A8」が買いってこと、でしょう。

松本英雄

小川フミオ(NAVI)

 
 

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