日産、新開発CVTを「セド/グロ」に搭載

1999.10.12 自動車ニュース
 
 
991012_010.gif

日産、新開発CVTを「セド/グロ」に搭載(10/12)

日産自動車は、無段変速機「エクストロイドCVT」を「セドリック/グロリア」に搭載し、11月8日より発売する。

「エクストロイドCVT」とは、従来のプーリーとスチールベルトを組み合わせた「ベルト式」と異なり、ディスクとパワーローラーにより動力を伝達する新型のCVT(無段変速機)だ。その仕組は、中央のパワーローターを出入力ディスクで挟んでいる形となっている。エンジンからの動力を受けた入力ディスクの回転をパワーローラーに伝え、パワーローターから出力に動力を伝える。パワーローターの傾きが連続的に変わることで、出入力ディスクのそれぞれの回転速度を変化させ、無段変速を実現させているという。またこのCVTには「6速マニュアルモード」機能が備わっており、ステアリング裏のスイッチかシフトノブでマニュアル走行も可能だ。

日産によると、「エクストロイドCVT」により、滑らかな変速と素早いレスポンス、大トルクへの対応、そして燃費の向上(従来のATに比べ10パーセント)というメリットが得られるという。

このCVTが搭載されるのは「セドリック/グロリア」。専用の内装色、本革シート、木目パネルなどが与えられている。価格は、セドリックが「300LX-Z Sパッケージ」の477.0万円から、グロリアが「300ULTIMA-Z」の471.0万円からとなる。

日産自動車「セドリック」サイト:
http://www4.nissan.co.jp/CEDRIC/
同「グロリア」サイト:
http://www4.nissan.co.jp/GLORIA/

ベルト式CVTの場合、大きなトルクがかかるとベルトの「すべり」が発生し、非効率な部分がありました。「エクストロイドCVT」はパワーローターと呼ばれる高純度なベアリング鋼が使われているため、すべりが起きない。ゆえに主に大排気量、大トルク向きとされています。技術の日産は、健在ですね。(Web CG 有吉)

 
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事
  • 日産グロリア300TX(4AT)【ブリーフテスト】 2000.12.21 試乗記 ……419.0万円
    総合評価……★★★




  • キャデラックATS/CTS/CT6【試乗記】 2017.4.17 試乗記 キャデラックのセダンを乗り継いで、都内と群馬県を往復するツアーに参加。オールラインナップに一気乗りしたことでわかった、今のキャデラックセダンの実力とは? そしていまだ三分咲きの桜を眺め、リポーターは何を思う?
  • アウディS3スポーツバック(4WD/7AT)【試乗記】 2017.4.1 試乗記 高出力のターボエンジンとフルタイム4WDシステムを組み合わせた「アウディS3スポーツバック」がマイナーチェンジ。進化を遂げた高性能ハッチバックの走りには、スポーティー一辺倒ではない“S”ならではの流儀が感じられた。
  • 日産「セドリック/グロリア」マイナーチェンジ 2001.12.7 自動車ニュース 日産自動車は「セドリック」「グロリア」をマイナーチェンジし、2001年12月4日に発売した。
  • 「セドリック」、「グロリア」40周年記念車を発売 2000.1.13 自動車ニュース 日産自動車は、「セドリック」、「グロリア」誕生40周年を記念して、「40thAnniversary」を設定し、1月7日から発売した。今回発売された「40th Anniversary」は、セドリックの「300LV」「250LV」、グロリアの「300TX」「250TX」をベースに、記念キー、記念エンブレム、運転席オートスライドなどの特別装備を採用している。セドリック「300LV 40th Anniversary」には、後席パワーシート、本革巻きステアリングホイール&本革巻きシフトノブを、「250LV 40th Anniversary」には、助手席パワーシート、本革巻きステアリングホイール&本革巻きシフトノブを採用し、ラグジュアリーな雰囲気を強調、グロリア「300TX 40th Anniversary」、「250TX 40thAnniversary」には、215/50R17タイヤと17インチアルミホイールを採用、スポーティさを強調した。価格はセドリック「250LV 40th Anniversary」が349.0万円、「300LV 40thAnniversary」が388.0万円、グロリア「250TX 40th Anniversary」が353.0万円、「300TX 40th Anniversary」が385.0万円となる。新型セドリックのセールスは、ライバルのトヨタ・クラウンに比べると精彩を欠くものになっているようです。テコいれは「40周年記念モデル」というよりも、クラウン・アスリートに対して本家本元と言える「グランツーリスモ」の登場ではなかったか? と、私はこの場をかりてカルロス氏に進言させていただきます。(Web CGあらい)
ホームへ戻る