ポルシェ、「ボクスターS」「ニューボクスター」を発売

1999.10.14 自動車ニュース
 
 
991014_032.gif

ポルシェ、「ボクスターS」「ニューボクスター」を発売(10/14)

ポルシェジャパンは、10月9日より「ポルシェ・ボクスターS」と「ニューボクスター」の両モデルを全国の正規代理店より発売した。

「ボクスターS」は、1996年に新世代水冷ポルシェとしてデビューした「ポルシェ・ボクスター」の高性能版である。ミドに搭載された3.2リッター水平対向6気筒エンジンは、最高出力252ps/6250rpm、最大トルク31.1kgm/4500rpmを発生、911と同じ6速マニュアルまたは5速ティプトロ(=ティプトロニックS)のギアボックスを介して、260km/h(テイプトロは255km/h)の最高速を与える。

「ニューボクスター」は先代の2.5リッター水平対向6気筒エンジンを2.7リッターに拡大したモデルで、こちらのエンジンは最高出力220ps/6400rpm、最大トルク26.5kgm/4750rpmを発生する。組み合わされるトランスミッションは、5MTまたは「ボクスターS」と同じ5速ティプトロニックSとなる。

両モデルに採用された5速ティプトロニックSには、セレクトレバーがDレインジにあっても、ステアリング・ホイールにあるスイッチの操作によって、マニュアル・シフトが可能な新機能が付加されている。

「ボクスターS」における「ニューボクスター」との外観上の違いは、チタンカラーのフロント・エアインレット、2本出しになったテール・パイプ、17インチのホイールとそこからチラッと見える真紅のブレーキ・キャリパーである。

インテリアは、アルカンタラ張りになったシートをはじめ、センター・コンソールやダッシュボードなどがソフトなブラック塗装仕上げになったことで、両モデルとも先代からグレードアップした印象を与える。

安全面で特筆すべきことは、「POSIP」(ポルシェ側面衝突保護システム)と呼ばれるサイド・エアバッグ・システムが導入されたことである。この左右のサイド・エアバッグは電動トップを開けた状態でも機能するように設計されており、オープン・エア・モータリングのための理想的なサイド・エアバッグとなっている。

「ボクスターS」の価格は、6MTが710.0万円、5速ティプトロニックSは770.0万円となる。「ニューボクスター」の価格は据え置きとなった。5MTが610.0万円、5速ティプトロニックSは670.0万円である。

独ポルシェ「ボクスター」サイト:
http://www.porsche.com/english/boxster/default.htm

最近、「ボクスター」が非常にカッコイイと思っている私は、両モデルの価格差100万円が気になります。やっぱり、エンジンだけでなく、シャシーとサスペンションにも手が加えられ、ブレーキも911のものを基本に一新された「ボクスターS」がいいかなあ? 見た目がほとんど違わないところがまたいいんだなあ。買えないけど。(Web CGあらい)

 
 
関連記事
  • ポルシェ・ボクスター スパイダー(MR/6MT)【試乗記】 2016.3.12 試乗記 ポルシェのミドシップオープンモデル「ボクスター」に、高出力エンジンの採用と軽量化によってパフォーマンスを向上させた「ボクスター スパイダー」が登場。“自然吸気ボクスター”のフィナーレを飾る高性能モデルの実力に触れた。
  • ポルシェ718ボクスターS(MR/7AT)【試乗記】 2016.11.17 試乗記 350psの2.5リッターフラット4ターボエンジン搭載の「718ボクスターS」に試乗。パワーはもちろん、乗り心地もハンドリングも抜かりなしの718ボクスターSだが、ポルシェにだってできないことはある。それは……。箱根の山道を目指した。
  • ポルシェ718ボクスター(MR/6MT)【試乗記】 2016.9.21 試乗記 新開発の2リッター4気筒ターボエンジンが採用された、ポルシェの2シーターオープン「718ボクスター」に試乗。自然吸気の2.7リッター6気筒エンジンを搭載した従来モデルとの違いを含め、走りや乗り心地の印象を報告する。
  • ポルシェ・ボクスターGTS(MR/7AT)【試乗記】 2015.1.19 試乗記 シリーズ随一のハイパフォーマンスを誇る、オープンスポーツカー「ボクスターGTS」。実際の走りは、どうだった? 燃費もあわせて報告する。
  • フェラーリGTC4ルッソ(4WD/7AT)【試乗記】 2017.5.8 試乗記 ユニークなシューティングブレークボディーをまとう「フェラーリGTC4ルッソ」に試乗。6.3リッターV12エンジンが発する咆哮(ほうこう)に浴すれば、この異形のフェラーリが、正統派の系譜にあることがすぐに理解できるだろう。
  • ポルシェ718ケイマン(MR/6MT)【試乗記】 2016.12.19 試乗記 新開発の2リッター4気筒ターボエンジンを搭載する、ポルシェのスポーツカー「718ケイマン」。ワインディングロードや高速道路を走らせてみると、これまでの6気筒モデルとは違った走りのよさが見えてきた。
  • ポルシェ718ボクスター(6MT/MR)/718ボクスターS(7AT/MR)【海外試乗記】 2016.4.30 試乗記 従来の6気筒自然吸気エンジンに代えて、新たに4気筒ターボエンジンを搭載した「ポルシェ718ボクスター」シリーズ。ダウンサイジングターボ化による恩恵はどれほどのものか、そして失ったものは? ポルトガルの公道で確かめた。
  • ポルシェ911 GT3(RR/7AT)/911 GT3(RR/6MT)【海外試乗記】 2017.5.22 試乗記 ピュアなレーシングカーである「ポルシェ911 GT3カップ」譲りの4リッター水平対向6気筒エンジンを得て、一段とサーキットに近い成り立ちとなった新型「911 GT3」。その実力を南スペインで試した。
  • アウディA5クーペ2.0 TFSIクワトロ スポーツ(7AT/4WD)【試乗記】 2017.5.24 試乗記 流麗なスタイルが自慢の「アウディA5クーペ」が、9年ぶりにフルモデルチェンジ。新型はどんなクルマに仕上がったのか、2リッターの4WDモデル「2.0 TFSIクワトロ スポーツ」に試乗して確かめた。
  • マセラティ・レヴァンテ ディーゼル(4WD/8AT)【試乗記】 2017.5.15 試乗記 いよいよデリバリーが始まった「マセラティ・レヴァンテ」のディーゼルモデルに試乗。いたるところにちりばめられたブランドシグネチャーとは裏腹に、巨大なボディーやエンジンのフィーリングなど、筆者の知る“マセラティ”とはまるで別物……。お前は一体何者だ? その正体がはっきりと見えたのは、伊豆のワインディングロードだった。 
ホームへ戻る