BMW、「Z8」を発表

1999.10.20 自動車ニュース
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BMW、「Z8」を発表(10/20)

BMWの新しいロードスター「Z8」の発表会が東京、青山の「BMWスクウェア」で10月19日に行われた。

「Z8」は97年の東京モーターショーに出展された「Z07」の市販モデルで、今年9月のフランクフルトショーで正式デビューした高性能ロードスターである。デザインの核となるのは、1956年に誕生し、その美しいボディで見る人を魅了した「BMW507」。発表会場には、この往年の名車も展示され雰囲気を盛り上げていた。

ボディ・サイズは全長4400mm×全幅1830mm×全高1317mm。ホイールベースは2505mmとなる。ボディだけでなく、スペース・フレームにも軽量なアルミ素材を使用することで、ルーフを持たないロードスターでありながら、優れたねじれ剛性を実現したという。車両重量は1585kg。

「Z8」の心臓、5リッターV8エンジンは「M5」から移植された。重量配分の最適化からフロントミッドシップにマウントされたエンジンは、最高出力400ps/6600rpm、最大トルク51.0kgm/3800rpmという強烈なパワーを発生。「6MTのギアボックスを介したパフォーマンスはあなたの想像を超えています」と、BMWは言う。

「Z8」のコクピットは、レザーとアルミ素材がシンプルかつ効果的に配置されていて美しい。「Z07」で特徴的だった十字スポークのステアリング・ホイールは3本スポークになったものの、ダッシュパネル中央に配されたメーターとともにこのクルマの個性を主張している。また、V8エンジンを眠りから覚ますスターター・ボタンも、ドライバーに古き良き時代のスポーツカーを思い起こさせるかもしれない。

安全面では、デュアルエアバッグ、サイドエバッグ、ABS、LSDなどに加え、DSC(ダイナミック・スタビリティ・コントロール)、CBC(コーナリング・ブレーキ・コントロール)の電子制御装置も備わる。プレミアム・カーにふさわしく、日本での価格は1650万円となる。

月並みな言い方で恐縮ですが、シルバーに輝く「Z8」は写真で見るよりずっとカッコよかったです。特にリアの造形が素晴らしいと思いました。エアバッグが内臓されているため、センターパッドの大きいステアリング・ホイールは気になりましたが、私なんかにとやかく言われたくないでしょう。そういうオーラを感じました。これで、ヨーロッパの道を走ったら最高だと想像しました。もちろん、「東京モーターショー」にもお目見えします。(Web CGあらい)

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