ルノー会長、日本での販売は「10倍が目標」

1999.10.21 自動車ニュース
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ルノー会長、日本での販売は「10倍が目標」(10/21)

ルノーのシュバイツァー会長が来日。共同開発計画の内容を明らかにするとともに、日本でのルノー車の販売増を発表した。

ルノーのルイ・シュバイツァー会長は、日産の塙義一CEOとともに、10月20日に東京・港区の全日空ホテルで記者会見を開いた。その席で、両社の共同事業の内容を紹介した。それによると、ルノーと日産との協力関係は、購買システム、流通システム、メキシコにおける協力プロジェクトの推進、販売協力体制、さらに開発計画まで多岐にわたる。

開発計画としては、共通プラットフォームの数を2010年までに10に統合、車両の軽量化、ハイブリッド車、電動化制御技術の分野での共同開発、新しい小型ディーゼルエンジンの共同開発、ルノー車への日産製V6エンジンの搭載、ルノー車への日産製4WDユニットおよびCVTの搭載、日産車へのルノー製トランスミッションの搭載などがまずあげられた。

日産の販売網をテコにしてルノー車を北米で販売する計画について聞かれたシュバイツァー会長は、「ルノーブランドを直接(北米市場に)投入することはない。(日産のプレミアムブランドである)インフィニティ・ブランドでルノー車を販売することについては検討している」とした。

日本におけるルノー車の販売については、「ヤナセ(フランスモータース)との契約は2000年5月に切れる。中期的に(日本における)ルノー車の販売を現在の10倍にする計画を念頭に、新しい販売形態をさぐっていきたい」とシュバイツァー会長は答えた。塙CEOも、「(日産のディーラーを使うなどして)より多くのルノー車を販売したい」と言葉を継いだ。

さる18日のカルロス・ゴーンCOOによる「日産リバイバルプラン」において、5工場の閉鎖もさることながら、ディーラーの削減計画という発表は、これまで日産車の販売にたずさわってきたひとたちのあいだで、大きな波紋をよんでいるようです。このあたりを含めて、雑誌のほうでも取材したいと思ってます。(NAVI編集部・オガワ)

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