トヨタのワンメイクレース「ネッツカップ」、来年から開催

1999.11.19 自動車ニュース
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トヨタのワンメイクレース「ネッツカップ」、来年から開催(11/19)

トヨタ自動車は、2000年より「アルテッツァ」「ヴィッツ」を使ったワンメイクレース「ネッツカップシリーズ」を開催する。

来年春より始まる「ネッツカップシリーズ」は、モータースポーツの登竜門として設けられたワンメイクシリーズだ。低く抑えられた車両価格や参加者への様々なサポートなど、より多くの人が参加できるよう工夫が凝らされているのが特徴だ。レース車両は、トヨタテクノクラフト・TRDが開発、設計を担当。またアルテッツァにおいては販売もTRDが行う(ヴィッツの販売方法は未定)。

「アルテッツァシリーズ」は、従来の「カローラ・スプリンターシリーズ」に代わる、全日本GT選手権、スーパー耐久選手権に次ぐ上位シリーズだ。ベースとなる「RS200」6段マニュアル車はJAF国内競技規則「N1規定」に準じたもので、ミシュラン製17インチスリックタイヤを履いているという。価格は320万円(TRD店頭引渡し価格)で現在発売中。ただし、規定に合致していれば、通常の市販車を改造して出場も出来る。

一方の「ヴィッツシリーズ」は「スターレットシリーズ」に代わる入門者向けシリーズ。、JAF公認レースでは初めて、ナンバー付車両による実施が予定されている。一般道を走行できる車両に、安全装備(ロールケージ、4点以上のシートベルト、サーキットブレーカーなど)を備えていれば参加が可能。JAFが発行するA級ライセンス保持者なら誰でも出場できる。

「ネッツシリーズ」、開幕は2000年5月3日の富士スピードウェイ戦が予定されている。なお、従来の「カローラ・スプリンターノーマルカップ」は、サーキット転戦シリーズではなくなるものの、各サーキット単位でのレースは引き続き行われ、それらのレースへのサポートも継続して実施されるという。(写真は市販されているアルテッツァRS200)

トヨタによるワンメイクレースへの支援は、1980年に始まった「スターレットシリーズ」から数えて20年間続けられおり、現在まで約8000人が参加しているそうです。メーカーによる草の根レベルのレース支援は、モータースポーツの発展にとって重要な活動。ここから将来のシューマッハやハッキネンが生まれるようになることを期待しています。(Web CG 有吉)

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