見どころ多かったオーディオエキスポ'99

1999.11.25 自動車ニュース
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見どころ多かったオーディオエキスポ'99(11/25)

11月18日から21日まで開かれたオーディオエキスポ'99を取材してきた。当日参考出品されていた注目製品を紹介しよう。

DVDとスーパーオーディオCDというふたつのフォーマットが本格始動、それにのっとった製品が各社から発表されるとあって、今年のオーディオエキスポは例年以上の盛り上がりを見せていた。

ホームオーディオはさておき、ここでは会場でみかけたカーオーディオの新製品、注目したい商品を取り上げてみた。

●サウンドモニターDTA-500X/ICD-500X/CDX-400T
富士通テン、サウンドモニターのブースではデジタルコントロールアンプのDTA-500Xとそれに対応する6連奏CDチェンジャーが最大の話題。DTA-500Xは、ピュアデジタルの音もさることながら実際装着するクルマの中で音場特性を計測、そのデータに合わせて1台1台最適な音づくりがパソコンによってカスタマイズできるのである。

ICD-500Xは1DINの中に6枚CDが収納できるCDチェンジャー。2DIN分のスペースがあればDTA-500Xとコンビを組むことができる。デザインはどちらも黒の金属パネルの上に透明なアクリルパネルを張ったシャープなもの。

CDX-400Tは現行の300Tに代わる「アナログ系」の1枚CDプレーヤー/チューナー。細部を見直した、どちらかといえばオーソドックスなオーディオファン向けの商品だ。発売は3モデルとも来春の予定。価格も未定である。

●JBL新アンプシリーズとウーファー
JBLを扱うハーマンインターナショナルでは車載用アンプの新シリーズを展示発表していた。POWERシリーズと呼ばれる新ラインナップは全部で4機種、既存のDAシリーズの上級にあたる設定となっている。現状では参考出品ゆえ詳細は未定だが、従来にないブラックの外観が新しい音を予感させる。

もうひとつ、これも参考出品ながら圧倒的な奥行きのサブウーファー、W12GTIも見る人の目を引いていた。近いうちの発売が期待される。

●アルパインの新ヘッドユニット
事前ニュースにも書いたアルパインのデジタルタイプ高級ヘッドユニットはまだ開発途上にあり、オーディオエキスポではメルセデスベンツにひっそりと、しかも写真のようにベールを被ったままの状態で展示されていた。望めば試聴も可能だったが、音の煮詰めもまだまだこれからとのこと。ファンを期待させるには充分だが、音についてはもうすこし開発の進んだ状態で再度紹介したいと思う。

●ビートソニックの管球式アンプ
このエキスポがデビューではないが、ビートソニックも注目したいカーオーディオのひとつ。ビートソニックはシート内蔵の「体感スピーカー」でこそで有名だが、管球式アンプを作っていること自体、なかなか一般には知られていない。しかしこのVA-2000(2ch/19万3000円)、VA-4000(4ch/33万8000円)はなかなか通好みの音を出すことで隠れた逸品となっている。筐体の美しさといい、小窓から火の入った真空管が覗ける演出といい、見る価値も充分にあるアンプである。

このように非常に見ごたえのあった今年のオーディオエキスポ。いずれも期待大の製品ばかりだが、オーディオは聴いてナンボの世界。ここに紹介した製品も今後試聴の機会があると思うが、そのときはさっそく報告したいと思う。(Web CG おざわ)

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