ホンダ、「オデッセイ」をフルモデルチェンジ

1999.12.03 自動車ニュース
 
 
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ホンダ、「オデッセイ」をフルモデルチェンジ(12/3)

本田技研工業は、「オデッセイ」をフルモデルチェンジし発売した。走行・快適性能の向上が謳われている。

今回のフルモデルチェンジを経て2代目となった新型「オデッセイ」。その最大の特徴は、向上した走行性能・快適性にあるという。開発に際し、同社の北海道・鷹栖テストコースで周回を重ね、徹底的な動的性能の洗い出しが行われた。その結果、車両の低重心化、曲げ剛性・ねじり剛性の向上、サスペンションのワイドスタンス化、フロント16インチ大径ブレーキの採用などが図られ、「高性能セダンと同等の滑らかな走りを実現」(広報資料)するに至ったという。

快適性能の面では、従来室内に張り出していたスペアタイヤが床下収納式になったのに加え、3列目シートがヘッドレストを取り外すことなく床下に収納できるなど、使い勝手が良くなっている。さらに、前後に380mmスライド可能な2列目シート、ビルトインタイプのエアコン、オフホワイト系カラーの本革シートを用いた「オイスターインテリア」、拡大された室内高、高い静粛性など、随所に改良が見られる。

パワープラントは、従来どおり2.3リッター直4と3リッターV6、2つのVTECエンジンが搭載されている。両エンジンとも低燃費化されており、FFの直4で11.0km/リッター、同V6で9.2km/リッターを記録している。

トランスミッションは電子制御の4段および5段オートマチック。双方にマニュアルシフト可能な「Sマチック」機構が付いている。また今回、シフトレバーがコラム式からインパネ式に変更されている。駆動方式は、V6エンジン搭載車へ4WDが追加設定。これにより、直4、V6両方にFF/4WD車が揃った。

安全面では、ホンダ独自の安全技術「Gコントロール」、歩行者傷害軽減ボディ、乗員頭部保護技術などを採用。環境面では、平成12年排出ガス規制値を50パーセント以上下回る「ホンダLEV」仕様となっている。

新型オデッセイの価格は、FFの「Sタイプ」および最量販モデル「Mタイプ」が据え置かれて、212.5万円と227.5万円、同じくFFの上級モデル「Lタイプ」が従来型より7万円高で259.5万円。新規設定のV6+4WD車「VG」が292.5万円。発売は直4搭載車が12月3日から、V6搭載車が2000年1月21日からとなる。

走りと快適を強調する新オデッセイ。北米市場での役割を大型ミニバン「ラグレイト」に譲ったことで、国内市場をより強く意識しているのが分かります。「ミニバンの雄」もデビューから5年たち、後発のライバル車が価格・性能ともに迫っています。各種装備の充実を図りつつも価格を据え置いていたりするあたり、その地位を守らんとするホンダの姿勢を感じます。(Web CG 有吉)

 
 

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