鈴木亜久里、「アウディTT」「ポルシェボクスターS」に乗る

1999.12.15 自動車ニュース
 
 
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鈴木亜久里、「アウディTT」「ポルシェボクスターS」に乗る(12/15)

NAVI 2月号の「鈴木亜久里の全部書いてね」では、「アウディTT」と「ポルシェボクスターS」を取り上げます。

911を4台乗り継いだほどのポルシェ好きである鈴木亜久里だが、ボクスターにはあまりいい印象を抱いていなかった。思い起こせば、「鈴木亜久里の全部書いてね」の第1回でメルセデスベンツSLKと比較したのが、当時出たばかりのボクスターだったのだ。

「エンジンは間違いなくボクスターの方がいい。レスポンスが鋭くて、吹け上がりも吹け落ちも速い。でも、シャシーがよじれて、タイヤがちゃんと接地していない感じなんだ。だから、SLKのシャシーにボクスターのエンジンが載ったら理想的なんだけど」

それに、亜久里がボクスターにピンと来ない理由には、モーターショーで発表されたコンセプトカーよりもボディサイズが大きくなってしまったということがあった。

「昔の550スパイダーのような、小型でキビキビ動くスポーツカーを期待していたんだけどね」

そんな亜久里に、エンジンを3.2リッターに拡大して、足回りを拡大したボクスターSを試乗してもらった。比較するのは、こちらも人気沸騰中のアウディTTクーペ。

「すっごく重厚で洗練されたクルマになっちゃったじゃない! これじゃSLKのライバルじゃなくって、もうSLがライバルだね」

ボクスターSは、エンジン排気量アップに伴って、トルクが太くなったから、乗りやすく、速い。その副産物で、静かでしっかりした乗り心地にもなった。だから、高速道路は、ちょっと退屈だ。

「こういうところだと本領発揮だね。Gが掛かるようなコーナリングが実にスムーズで気持ちいい」

こういうところというのは、箱根ターンパイクのことである。キツく傾斜しながら、大小さまざまなコーナーが連続する自動車専用道だ。

「TTも、このカタチが好きな人にはすすめられる、いいクルマ。1.8リッターターボとは思えない力があるし、乗り心地もいい。だいいち、インテリアがお洒落だよ」

TTクーペの完成度の高さに、亜久里は驚かされていた。

「僕はこれまでアウディには、あまりいい印象を持っていなかったんだけど、認識を改めます。それほど、TTはいいクルマ」

再び、ボクスターSに乗り込み、今度は芦ノ湖スカイラインのワインディングロードを走る。

「こういうコーナーが続くところで乗ると面白い。やっぱりポルシェは深いわ」

果たして、どっちがいいのか。亜久里の判定はいかに。(文=金子浩久)

 
 

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