ダイハツから天然ガスの軽自動車発売

1999.12.24 自動車ニュース
 
 
991224_035.gif

ダイハツから天然ガスの軽自動車発売(12/24)

ダイハツ工業は12月13日、新規格の軽商用車ミラ・バンとハイゼット・カーゴをベースに、燃料を圧縮天然ガス(CNG)とした「ミラ・バンCNG車」と「ハイゼット・カーゴCNG車」を発売した。

CNG車は一般家庭に供給されている天然ガス(都市ガス)を燃料とする自動車で、排出ガス成分が比較的クリーンなため環境にやさしい低公害車として注目されている。ダイハツでは1994年からハイゼット・バン、97年からミラ・バンにそれぞれCNG車を設定・販売している。

今回発売された2機種は現行の新規格軽をベースにCNG化したもの。エンジンは設計の新しいガソリンエンジンをベースに燃料システムをCNG仕様に変更しただけなので、ツインカムEFIや連続可変バルブタイミング機構はそのまま採用。動力性能はガソリンと比べても遜色ない37kW(50ps)/7200rpm、5.8kgm/4000rpmを発揮する。また大型ガスボンベの採用(ミラで62リッター1本、ハイゼットカーゴでは37.5リッターが2本搭載可能)で、一充填走行距離は従来より大幅に伸びているという。ちなみにミラで約280kmの走行が可能(10・15モード)と発表されている。排出ガスの低減レベルもさらに改善されているという。

ミラ・バン、ハイゼットカーゴともに2WD、4WDがあり、価格はミラ・バン2WDが153.9万円、同4WDが168.2万円。ハイゼットカーゴは変速機、ボンベの容量で全8種類あり、162.0万円から187.5万円までとなっている(価格はいずれも北海道・沖縄地区を除く)。

価格は348〜391万円。

販売対象は各都市ガス会社、自治体などだが、従来より価格が65.9万円も安くなった(ハイゼットカーゴ)ことにより、環境に関心のある民間企業にも導入しやすくなった。購入のしやすさでいえば、取得税率がガソリンのベース車の3%に比べて0.3%という自動車取得税軽減措置の適用を受けられるため、企業といわず個人にも買える範囲に入ってきたことも挙げられる。ただしガス補給スタンドの整備は遅々として進んでいないようだが。(Web CG おざわ)

 
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

ミラの他の画像を見るためには、写真一覧をご覧ください。

関連記事
  • ダイハツ・ムーヴ キャンバス徹底解説 2016.9.7 ムーヴ キャンバス Debut!<PR> 2016年9月7日にデビューした、ダイハツの新型軽自動車「ムーヴ キャンバス」。室内のあちこちに設けられた“使える収納”に、さまざまなシートアレンジ、そして17種類におよぶカラーバリエーションなど、“新感覚スタイルワゴン”の見どころを、写真とともに紹介する。
  • ダイハツ・ムーヴ キャンバスX“リミテッド メイクアップ SA II”(FF/CVT)【試乗記】 2016.11.16 試乗記 ダイハツから、「タント」より少し背の低い“ミニバス”「ムーヴ キャンバス」が登場。「置きラクボックス」や「パノラマモニター」を初採用した新型軽の印象は? ストライプスカラーが映える「X“メイクアップ リミテッド SA II”」に試乗した。
  • ホンダ・ステップワゴン モデューロX(FF/CVT) 2017.3.28 Modulo Xの走りを知る <PR> ホンダの箱型ミニバン「ステップワゴン」をベースに、同社の純正用品を開発するホンダアクセスがチューニングを手がけたコンプリートカー「モデューロX」。サーキットでのノウハウが注がれたという同車の走りは、まさに日本車離れしたものだった。
  • スズキ・ワゴンR/ワゴンRスティングレー【試乗記】
    2017.2.24 試乗記 「スズキ・ワゴンR」がフルモデルチェンジ! 3つの“顔”が用意されたエクステリアデザインや、マイルドハイブリッドシステムの採用、軽自動車で初となるヘッドアップディスプレイの搭載など、トピックス満載で登場した“6代目”の使い勝手を報告する。
  • ダイハツ・ムーヴカスタムRS“ハイパーSA”(FF/CVT)/ムーヴX“SA”(FF/CVT)【試乗記】 2015.1.9 試乗記 これからの軽ワゴンは「走り」で勝負? 軽市場における王座奪還のため、ダイハツが満を持して投入した新型「ムーヴ」の実力を試した。
ホームへ戻る