新型「エスティマ」発売

2000.01.13 自動車ニュース
 
 
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新型「エスティマ」発売(1/13)

トヨタ自動車は、ミニバン「エスティマ」をフルモデルチェンジ、1月11日より発売した。

10年ぶりのフルモデルチェンジとなった新型「エスティマ」の大きな変更点は、パワートレインのレイアウトが従来のミドシップからFFに転換されたこと。これにより、フロア高が低くなり乗降性が向上、また、より排気量の大きいエンジンを搭載することが可能になったのである。

「ワンモーションシルエット」とトヨタが呼ぶエンジンフードからルーフへと連続感のある外観は、従来型と同様ながら豊かな曲面とシャープなエッジのコンビネーションでもって、より流麗で未来的なスタイリングを追及したという。

全長×全幅×全高=4750×1790×1770mm。全長は旧型と変わらないが、ホイールベースは40mm延長されて2900mmとなり、レッグルームの拡大が図られている。旧型に比べて全高は10mm低くなったが、FF化によりフロア高が70mmもおとされたおかげで、頭上空間も拡大している。

エンジンは、新開発の2.4リッター直4とFF化にともない搭載可能となった3リッターV6。2994ccV6ユニットは、ウィンダムにも使われる1MZ-FE型。3段可変吸気システム(ACIS)、連続可変バルブタイミング機構(VVT-i)を採用、220ps/5800rpmの最高出力と31.0kgm/4400rpmの最大トルクを発生する。

一方の新開発の2.4リッター直4は、VVT-iや排気効率に優れたデュアル触媒一体型ステンレス製エグゾーストマニフォルドの採用、インテークマニフォルドの形状変更などにより、最高出力160ps/5600rpm、最大トルク22.5kgm/4000rpmを発生する。

さらに、新型ではサスペンションも一新。フロントにはL型ロアアームを用いたマクファーソンストラット、リアがダブルウィシュボーンから、ダンパー、コイル別体型のトーションビーム式となった。軽量、コンパクトなため、室内空間の確保や低燃費化に貢献している。

FF化による販売価格の引き下げ、さらには5ナンバー車「ルシーダ」「エミーナ」と同じ5.6mの最小回転半径を実現できたこともあってか、今回のフルモデルチェンジにともない「ルシーダ」「エミーナ」は廃止される。

新型「エスティマ」の国内月販目標台数は6000台。また、欧州を中心に月間2000台を目標に輸出も行う計画である。ちなみに北米には輸出されない。

国内で1月11日から発売されるのは3リッターモデルとなり、2.4リッターモデルの販売は3月1日から。価格は3リッターモデルが272.0万円〜310.0万円、2.4リッターモデルが229.0万円〜286.0万円となる。

自宅近所の酒屋のご主人は「今度のオデッセイいいですねえ。3リッターがでたら(1月21日発売予定)試乗させてもらおうと思ってるんです」と言っていました。そんな人を見透かしたようにトヨタは「エスティマ」をまず、3リッターモデルから売ります。このタイミングがなんとも絶妙で感心します。FF化については、旧型が米国のクラッシュテストで指摘を受けた点もひとつの要因であったと私は思います。(Web CGあらい)

 
 

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