日産「マーチボックス」に乗る

2000.01.27 自動車ニュース
 
 
000127_034.gif

日産「マーチボックス」に乗る(1/27)

日産マーチボックス(1.3・+CVT/141.8万円)で東京都内を走った。マーチのリア部分を26cm延ばしてたつくった5ドアワゴンである。

リアハッチを開けると、タイヤハウス後ろの荷室側面に収納ポケットが設けられたほか、奥行きも24cm延長され、数値以上に使い勝手が向上した印象を受ける。

運転席はクッションが厚くてなかなかイイが、ヴィッツのルノー・ライクな(?)座り心地抜群のものと比較すると、ちょっとツラい。ゴワゴワした、太い畝(うね)のついた生地は、ジャケットの毛がひっついて不快。

走りだすと、マーチはデビュー8年が経つが、依然として運転の楽しいクルマだ。ハンドリングが素直。CVTは、かつての「上がったエンジン回転数に、車速が必死に追いかけていく」感が大分薄くなったが、発進時に回転数を高めがちな機構ゆえ、加減速の多い街なかでは、車内はうるさい。「活気がある」ともいえますが。

マーチボックスは、なにより全長×全幅×全高=3980×1585×1450mmの手頃なサイズが いい。日産への車両返却時に、ガスステーションを探すために這いずり回った築地近辺の 狭い路地裏でも難儀しなかった。

スタイルは「利発なお嬢様風」から、モサッとやぼったいものになったが、花よりダンゴ、実利重視のオバサン仕様である(褒めてます)。ただ、ヴィッツ3兄弟に対抗するには、登場が遅すぎ、車型も中途半端だ。(NAVI編集部アオキ)

 
 
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • 日産マーチ ボレロA30(FF/5MT)【試乗記】 2016.9.15 試乗記 オーテックジャパンの創立30周年を記念した、30台の限定モデル「マーチ ボレロA30」に試乗。オーテックの匠(たくみ)が手がけた“手作りの自動車”の出来栄えやいかに? 専用チューニングの足まわりとエンジンが織り成す走りをリポートする。
  • 日産マーチ ボレロA30(FF/5MT)【試乗記】 2016.11.15 試乗記 オーテックジャパンが、自社の創立30周年を記念してリリースした、30台限定のスペシャルモデル「日産マーチ ボレロA30」。オーテックが、持てるリソースのすべてを注いで作り上げた“特別なマーチ”の走りをリポートする。
  • アバルト595(FF/5AT)【試乗記】 2017.5.19 試乗記 FCAが擁する高性能スポーツブランド「アバルト」のラインナップにおいて、最もベーシックなモデルとなるのが「595」である。刺激的な走りと門戸の広さを併せ持つAT仕様に試乗し、“さそり印”のスポーツカーに受け継がれる伝統に思いをはせた。
  • 日産マーチNISMO S(FF/5MT)【試乗記】 2014.2.18 試乗記 「ジューク」と「フェアレディZ」に続き、NISMOの名を持つ「マーチ」が登場。モータースポーツで培われたノウハウが注がれたスーパーマーチの走りはいかに? 1.5リッター自然吸気エンジンに5MTを組み合わせた上級モデル「NISMO S」に試乗した。
  • スズキ・スイフト ハイブリッドSL(FF/5AT)【試乗記】 2017.7.28 試乗記 スポーティーな走りが身上の「スズキ・スイフト」に、待望のフルハイブリッド車が登場。スズキ独自のハイブリッド機構の出来栄えは? 好評価だったドライバビリティーに影響は? 7000文字(!)もの字数を費やし、その仕上がりを徹底的に検証する。
ホームへ戻る