三菱、新型ミニバン「ディオン」を発売

2000.01.28 自動車ニュース
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三菱、新型ミニバン「ディオン」を発売(1/28)

三菱自動車は、SUW(スマート・ユーティリティ・ワゴン)「ディオン」を1月29日から発売する。

「ディオン」は、「ディンゴ」に続くSUW(スマート・ユーティリティ・ワゴン)だ。「乗る人すべてが、楽で、使いやすく、自由度の高いワゴン」というコンセプトのもと、乗り降りしやすい設計がされているという。「ディンゴ」の車体部品を30%共通し、開発期間を13ヶ月短縮している。

ボディは、全長×全幅×全高=4460×1695×1650mm。ホイールベースは2705mm。3列シートをもつミニバン「シャリオ・グランディス」の5ナンバーモデル版といえる。ホイールベースはシャリオ・グランディスより75m短く2705m、全長は4460mで、取り回しの良さを重視。回転半径はクラス最小で5.2mという。全高は1650mだ。

エンジンには、新開発の2リッターGDI「4G63」型ユニットを搭載する。これは、シャリオ・グランディスなどに使われる2.4リッター「4G64」型GDIユニットのボアとストロークをそれぞれ1.5mmと12mm縮小したもの。最高出力135ps/5800rpm、最大トルク18.7kgm/3500rpmを発生する。吸気系、パルプタイミングなどを見直し、中低速トルク、実用燃乗を重視したセッティンクを施した。触媒の早期活性化を図るため、キャタリスト一体型ステンレス製エキゾーストマ二フォルドを採用、「平成12年度排ガス規制」に対応した。

トランスミションは、4段ATのみの設定。コラムシフト採用により、前席−2列目シート間のウォークスルー出来る。シフトの形状をT型にして、順手握りで操作できるようにしたのが特長といえる。パーキングブレーキも、前席左右のスペースを占領しないペダル式となっている。サスペンションは、フロントがマクフアーソン・ストラット/コイル、リアがトレーリングアームを基本としたマルチリンク/コイル式だ。

三菱独自の新衝突安全強化ボディ「RISE」により、「50km/h前面衝突時の乗員傷害値規制を余裕でクリア」、55km/hの前面衝突、欧州式の64km/hオフセット衝突にも対応したという。価格は159.8から184.8万円だ。

三菱自動車工業「ディオン」サイト:
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/DION/

ギリシア神話で「喜び」をあらわす神の名を冠した「ディオン」。最大の特徴は、7人乗り/2リッターエンジン搭載車で159.8万円からという、破格ともいえる安さにあります。三菱ではこの市場をニッチと捉え販売増を狙っているようです。内容的には、多彩なシートアレンジ、広い室内に小回りのきくボディサイズ、実用燃費を重視したエンジンなど、ミニバンとしての実力は十分。ただし味も素っ気もないボディはバツ。価格を考えれば仕方がないのでしょうか。(WebCG 有吉)

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