GPSを利用した事故通報システム 6月に稼働

2000.01.28 自動車ニュース
000128_037.gif

GPSを利用した事故通報システム 6月に稼働(1/28)

(株)日本緊急通報サービスは、ドライバー向けの緊急通報サービスを6月から開始すると発表した。車載機器は工場組み付けタイプのほかに後付けの市販タイプもある。

 この事故通報サービスは運転中に事故に遭ったドライバーに代わって警察や消防に通報するシステム。ITS(下記アドレス参照)のひとつであるメーデーシステムを利用したもので、事故などでエアバッグが作動すると、GPSが測位したその時点の現在位置をセンターに発信、センターではドライバー名、位置情報などを最寄りの警察署や消防署に通報し、迅速な救助を可能とするもの。通報の手段はこの自動モードのほかにドライバーが手動で作動するマニュアルモードもある。

サービスを受けるには専用車載機器のほか携帯電話回線、エアバッグからなるシステムを車に取り付けることが必要。車載機器は自動車メーカーが工場で組み付ける純正タイプと、後付けが可能な市販タイプが用意される予定だ。こちらは自動車用品販売店などで売られる(いずれも価格は未定)。年会費(4000〜5000円の予定)が別途必要となり、総額で多額な出費は避けられそうにないが、誰にでも迅速な救助が受けられるとなれば安い出費といえるはずだ。

建設省道路局「ITS」サイト:
http://www.moc.go.jp/road/ITS/j-html/index.html

これとほぼ同様のシステムとしてダイムラークライスラー系の「E-call」があるが、あちらは当然のことながらメルセデス車に限られる。それに対してこちらはシステムの装着さえ可能ならどんな車でもサービスを受けることが可能。特に市販タイプが一般の用品店で手に入ることがうれしい。それがいくらになるのかは定かではないが、誰にでも緊急通報システムが手に入ることは朗報以外の何物でもない。安全に差別などあってはならないからだ。(Web CG おざわ)

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。