BMW「318iツーリング」に乗る

2000.02.16 自動車ニュース
 
 
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BMW「318iツーリング」に乗る(2/16)

2月8日から3日間開催された「第20回輸入車試乗会」で、BMWの新型3シリーズワゴン「BMW318iツーリング」に試乗した。スポーティーさと収容力のバランスが絶妙なクルマだった。

待望の小型BMWのワゴン「318iツーリング」。ご存知のようにBMWは実際はワゴンであってもけっしてワゴンとは呼ばない。昔から一貫してツーリングというネーミングを与えている。「ワゴン」というとどうしても鈍重なイメージがつきまとうからだろう。だからスポーティーを身上とするBMWが収容能力よりもスタイルを重視したワゴンを企画したのは当然といえば当然なのである。そういう意味では新型3シリーズをベースとした318iツーリングは先代、先々代と比べても、よりBMWらしいワゴンといえる。

近年のBMWはスポーティーだけでなく品質感の向上にも重きを置いているが、それは318iツーリングにもよく感じられた。ワゴンボディの場合、ラゲッジルームとの仕切りがないため、後方下側からのノイズが耳につくことが多いが、318iツーリングではまったく気にならない。作りがしっかりしていることに加えて遮音対策が行き届いているのと、なによりテールゲートを閉めるとボディに引っ張り込むように電気的ロックがかかることも貢献しているものと思われる。

ドライビングもけっしてリアの腰高感を感じさせることなく、BMWらしいスタイルでコーナーを攻めてゆけるのは頼もしい限り。それまでセダンでスポーツドライブを愉しんでいた若いファミリーに子供ができたりして、様々な要求をクルマに求められるようになっても、318iツーリングならば何も失うことなしに対応してゆけるはずである。(Web CG おざわ)

 
 

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