パナソニックからパワフルなカーナビが登場

2000.02.24 自動車ニュース
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パナソニックからパワフルなカーナビが登場(2/24)

松下通信工業はモニターの画質、心臓部の処理能力、地図データすべてに「最強」を目指したDVDカーナビ「DV3300シリーズ」を発表、3月21日より発売する。愛称は「e-navi」だ。

パナソニックの現行DVDカーナビは2年前のDV2000以来大きな変化は遂げずに進化してきたが、DV3300シリーズはすべてに新設計された点をまず挙げなければならない。カーナビの心臓部となるCPUには64ビットBUS RISCタイプを採用、これまで32ビットが通常のカーナビにあってこれほどの処理能力はほかにはない。さらに描画処理を司るグラフィックプロセッサーの処理能力を高め、高速スクロールをはじめ様々に複雑な地図描写を容易にしている。

モニターにはこれまでの4倍の高精細画質を可能とする「WIDE-VGAファインビジョン」を採用、今回発表された2つのセット商品にこれを標準装備している。

これらのハードスペックが可能にした新機能には次のようなものがある。

建物を立体化した鳥瞰地図上の「ドライビングバーチャルシティマップ」、100mスケールでも従来の50mスケール並みの詳細度で見せる地図描写、山脈などの地形をリアルに表現した「3Dサテライトマップ」、応答スピードを大幅に高めたボイスコントロールなどだ。

測位性能の面では、新設計の「クリスタルジャイロ」が精度アップに貢献しそうだ。

商品構成は2つ。7インチ・オンダッシュモニター付きの「CN-DV3300GWD(31万4000円)と7インチ・インダッシュモニターとセットの「CN-DV3300GSD(34万5000円)だ。前者は3月21日より、後者はちょっと遅れて5月10日からの発売とされている。

なお、発表会の席では参考出品として展示されたが、この3月から実用化が開始される高速道路の料金授受システムETCの専用アダプターも発売時には用意される予定。これをDV3300シリーズに接続すればカーナビの画面上に料金所のどのゲートがETC対応であるか表示されるとともに、わかりやすく導いてくれる。カーナビのiモード機能も含めて(これもパナソニックが先鞭をつけている)、ETCへの対応も万全と、新しい利用形態にもっとも近いカーナビの誕生といえそうだ。

 パナソニックのナビはこれまで付加機能の充実ということに焦点が置かれてきたようで、カーナビファンの間ではいまいち話題になりにくかったが、DV3300は期待できそう。発表会に訪れたカーAVジャーナリストの間でもなかなかの評判を呼んでいた。あとは使ってみてどうかということ。近いうちに使用リポートを掲載するつもりです。いや、その前に詳細な紹介記事も書かなければ。なにしろ昨今のナビは機能が多すぎてこのニュース枠の中ではとてもすべてを書き切れません。(Web CG おざわ)

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