トヨタ、ヤマハ発動機に出資

2000.03.07 自動車ニュース
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トヨタ、ヤマハ発動機に出資(3/7)

トヨタ自動車とヤマハ発動機は3月6日、両社の株式を持ち合い関係を強化すると発表した。トヨタは自動車を中心に関連事業を強化する総合化戦略を進める。

トヨタは、ヤマハ発動機の筆頭株主であるヤマハから株式約5パーセントを取得する予定で、今後は高性能エンジンの開発やF1を含めたモータースポーツ部門での協力、モーターボートなどマリン事業など幅広い提携関係を結ぶ模様だ。 ヤマハ発動機と楽器製造会社のヤマハは、それぞれトヨタ株式を50万株ずつ取得する。

トヨタとヤマハ発動機は1966年に「トヨタ2000GT」を共同開発して以来、現在でも「スープラ」や「アルテッツァ」向けに月1000〜5000基のエンジンの供給を受けるなど、関係を継続している。今回の資本参加により、トヨタは軽自動車に強いダイハツ工業、トラック・バスメーカーの日野自動車に加え、ヤマハ発動機の高度なエンジン技術を手に入れたことになり、一層のグループ力強化が図られる。

ヤマハ発動機は本田技研工業に次ぐ世界的な二輪車メーカー。国内二輪市場でも約30パーセントのシェアを誇っており、エンジン技術には定評がある。

「トヨタ自動車」サイト:
http://www.toyota.co.jp/

「ヤマハ発動機」サイト:
http://www.yamaha-motor.co.jp/

この資本参加により、「トヨタ帝国」は二輪を含めた様々な事業を基盤に、世界の強豪メーカーに挑みます。勝ち組は勝ちつづけなければならない...そういう気迫を感じる発表でした。個性あるふたつの企業がどのようなアイデンティティを作り出すのか、今後の見物です。(WebCG 有吉)

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