デンオン、10万円の高級CDデッキ発表

2000.03.08 自動車ニュース
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デンオン、10万円の高級CDデッキ発表(3/8)

デンオンは3月7日、高級カーオーディオの中では入門向きのCDヘッドユニット「DCT-A1000」を発表、アルファオーディオを通じて4月1日より発売すると発表した。価格は10万円。

デンオンのヘッドユニットとしては25万円という価格で業界に君臨するDCT-A1があり、その下に17万円のDCT-A100がある。今回発表されたDCT-A1000はその型番の流れ通りにラインナップの底辺を受け持つもので、A1、A100のコンセプトを10万円という低価格で実現したものといえる。

事実フロントパネルは板厚のアルミやアルミ無垢のボリュームつまみなども含めてA1、A100と同じデザインである。ただし内部の設計や使用パーツなどは価格を抑えるために独自の部分がいくつか見られる。

たとえばD/Aコンバーターは上級機のようなマルチビットではなく1ビットのデルタシグマ方式を採用、1ビット機にありがちな音質の低下を周辺のアンプ回路などに高級パーツを使うなどして解消している。シャシーの材質やピンケーブルの材質もより一般的なものとなるが、上級機からコストダウンしたのはその程度で、あとは静粛性に配慮したCDメカニズムやバーブラウン社製ラインアンプ、出力信号のバランス伝送方式の採用などはA1やA100と同じで、「入門機」とはいっても高音質を追求している姿勢は少しも変わらない。

肝腎の音については近日中に試聴リポートをお送りする予定である。 

たとえデンオンのヘッドユニットはいい音がするとはいわれても17万円、25万円となれば、ちょっとやそっとで手が出ない。それに近い音が10万円で買えるのであれば誰にとってもグッドニュースなはずである。ただ、問題は近い音というのがどこまで近いかということだけ。このあたりの違いがオーディオのおもしろいところなのだが、唯一最大の解決法はただひとつ。上級機の音を聴かないことである。(WebCG おざわ)

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