F1、サーキット裏の「舌戦」

2000.03.16 自動車ニュース
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F1、サーキット裏の「舌戦」(3/16)

フェラーリの1-2フィニッシュ、マクラーレンのノーポイントであけた今年のF1だが、サーキットの外でも「舌戦」が繰り広げられている。

口火を切ったのはマクラーレンのロン・デニス代表だった。

オーストラリアGPの45週目、トップを走るミハエル・シューマッハをチームメイトのルーベンス・バリチェロがパス。しかし翌周バリチェロがこの日2回目の給油ピットストップを敢行、シューマッハが1位に返り咲きそのまま優勝を飾った。マクラーレンの2台はレース序盤にリタイアしている。

デニス代表は、このピットストップをフェラーリのチームオーダーによるものと批判。「計算上、2ストップは得策ではない。フェラーリはバリチェロを犠牲にし(シューマッハが勝つようにし)た」と噛みついた。

これに対しフェラーリ・テクニカルディレクターのロス・ブラウンは、「その様な発言は不可解」と反論。「バリチェロは(レース前半にバリチェロの前を走っていた)ジョーダンのH-H.フレンツェンと戦っていたのであって、(序盤にリタイアした)マクラーレンの2台ではない」とデニスの意見を否定している。今シーズンを引っ張るであろう2強チームは、サーキットの内でも外でも激戦中である。

フェラーリの説明に肯けないわけではありませんが、いずれにしてもあの「一瞬のピットストップ」には疑問が残ります。そもそも何故シューマッハはバリチェロを「抜かせた」のか。シューマッハのマシンにトラブルはなかったのか。今年からドライバーにすら緘口令をしくフェラーリ。本当のところはどうなのでしょうか。(WebCG 有吉)

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