「20世紀の国産車」展、上野で開催

2000.03.17 自動車ニュース
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「20世紀の国産車」展、上野で開催(3/17)

20世紀も終わろうとしている今年、国産車の足跡を辿るイベントが3月18日から6月4日まで、東京・上野の国立科学博物館で開かれる。都心で開かれる公的な自動車イベントとして注目したい。

「日本を駆けた世界を駆けた」のサブタイトルが付けられているように、日本車は自動車先進国の中ではもっとも遅いスタートを切りながらも、短期間でもっとも激しい進化を遂げ、一躍世界に君臨する存在となった。日本車の慌ただしくも急速な発展を、世紀の変わり目を機にじっくり振り返ろうという大規模な企画である。

内容は、各時代を象徴する12台の国産車が主たる展示となる。1901年(明治34年)に個人で輸入されたロコモビルや、初期の国産車のひとつ三菱A型など、普段めったに見ることのできない旧車に出会える。実車では各社のエコカーやコンセプトカーなど21世紀に向けて製作された車が入り替わりで展示されるほか、さまざまな貴重な資料も公開される。

また4月23日(日)には上野恩賜公園・大噴水広場前でクラシックカー20台によるパレードも行なわれる。

開館時間は午前9時から午後4時30分まで。休館日は毎週月曜(3月20日開館、21日休館)。入場料は一般・大学生が830円、小・中・高校生が250円、ただし5月5日は小・中学生は無料となる。

「国立科学博物館」サイト:
http://www.kahaku.go.jp/

こうした企画が1自動車メーカーの博物館を舞台に行なわれるのではなく、公の機関主体で行なわれるようになった意義は大きい。主催が国立科学博物館、後援には通産省、運輸省、首都圏1都3県の各教育委員会が名を連ねているのである。ようやく自動車が文化財として認められるようになったのだろうか。会期が3カ月近くと、長く取られているのもうれしい。それはともかく、長くやってくれると安心して忘れがちになってしまうのがコワイところ。気が付いたら終わってた、となる前に早めに出掛けよう。(Web CG おざわ)

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