F1ブラジルGPプレビュー

2000.03.24 自動車ニュース
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F1ブラジルGPプレビュー(3/24)

F1第2戦「ブラジルGP」の決勝が、3月26日に開催される。

今回のレースの鍵を握るのは、路面の状況といえる。会場となるブラジル・サンパウロのインテルラゴス・サーキットは昨年の同GP後に再舗装を受け、GPサーキット中最もバンピー(でこぼこ)なサーキットとなった。このコースの特徴が、レース戦略において重要な要素となる。

タイヤを独占供給しているブリヂストンタイヤの市川良彦テクニカルマネージャーは、「各チームは2ストップ作戦を採るだろう」とコメント。バンピーな路面でグリップを得るためにソフトタイヤを選択、結果タイヤウェア(タイヤの減り)が顕著になるため、2回のタイヤ交換が必要となるからだ。ブリヂストンはブラジルにミディアム及びソフトの2スペックを2400本投入し、レースにのぞむという。

インテルラゴスのもうひとつの特徴は、高度と気温。高度800メートルにある同サーキットでは、低い気圧がエンジンのパフォーマンスに影響を与える(一説では平地より100馬力落ちるといわれている)。ホンダはオフシーズンに高度の高い南アフリカ・キャラミサーキットでテストを行っている。ホンダの保坂武文マネージングディレクターも「キャラミのテストは適切だった」と高地対策に自信をみせる。例年30度を超える気温、そして突然のスコールもレースの展開に影響する要素といえよう。

ドライバーで最も注目を集めているのがフェラーリに乗るブラジル人、ルーベンス・バリチェロだ。熱狂的な母国の応援と「フェラーリドライバー」という二重のプレッシャーを受けるバリチェロだが、前戦オーストラリアGPで2位入賞を果たしているだけに、1993年アイルトン・セナ以来の「母国優勝」に期待がかかる。

タイトル争いに転じると、初戦2台ともリタイアを喫したマクラーレン・メルセデスが、信頼性を取り戻せるかがポイント。過去2年、ミカ・ハッキネンが同GPでポールトゥーフィニッシュを決めており、速さは実証している。果たしてオーストラリアの雪辱なるのか。

ブラジルGP決勝の模様は、3月26日25時55分からフジテレビ系で放送される(一部の地域を除く)。(WebCG 有吉)

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