三菱、次世代電気自動車「MEEV-II」を出展

2000.03.27 自動車ニュース
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三菱、次世代電気自動車「MEEV-II」を出展(3/27)

三菱自動車は、2人乗りの次世代小型電気自動車「MEEV-II」を、3月30日に東京で開催される運輸省主催の公表会に展示する。

「MEEV(ミーブ:Mitsubishi Eco Electric Vehicle)-II」は、低公害・省エネルギー・省スペースを特長とした、三菱の提案する次世代都市用超小型自動車。オフィス街や住宅地での共同使用や、都市内レンタカーシステムでの使用を想定し作られたという。

ボディサイズは全長×全幅×全高=2600×1480×1550mmと、MCC「スマート」(2500×1510×1530mm)と近い大きさ。アルミフレームを採用し、前後一体構造のサイドメンバを二重フロアで補強。衝突安全性を確保したという。さらに、助手席に回転シートを採用し高齢者の乗降性にも配慮。ISOFIX対応チャイルドシート固定専用バーも備わる。

動力は電気モーターから供給を受ける。高性能マンガン系リチウムイオン電池等の採用により、1回の充電で約145キロ(10・15モード)の航続距離を実現したという。また、リサイクルしやすいとされる熱可塑性樹脂材料等により、リサイクル、省資源も考慮されている。

共同使用するためのシステムも備わる。IC(会員)カードにより車両キーの受け渡しが不要となるほか、大型ナビゲーション画面に、管理センターからの各種サービス(道路案内・資料料金表示)がリアルタイムに表示される機能が盛り込まれている。

この「MEEV-II」にしろ「スマート」にしろ、ハードウェア面で超小型車は日々発展しています。今度はソフトな部分、つまり新しい自動車の使い方を考え、次世代にあったシステムを導入していく番となります。しかし、「ステータスシンボル」として受け入れられてきた日本の自動車が、はたして「社会公共物」に成り得るのでしょうか。自動車業界の再編うずまく昨今、「資本の論理」だけでは次世代を担えないように感じます。(WebCG 有吉)

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