F1、クルサードはやはり「失格」

2000.04.06 自動車ニュース
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F1、クルサードはやはり「失格」(4/6)

4月4日、FIA(国際自動車連盟)は控訴法廷で控訴審を開き、F1ブラジルGP決勝におけるデビッド・クルサード(マクラーレンメルセデス)の失格を正式に発表した。

判定の内容は、クルサードのマシンのフロントウイング翼端板が、最低地上高50mmと定められているところ43mmしかなく、許容誤差5mmを差し引いても2mmの違反となる、というもの。これに対しマクラーレン側はブラジルGPの模様をおさめたビデオを証拠とし、「違反はサーキットのバンプによるもの」と主張した。しかしFIAは、「状況は全ての競技者において同じだった。レースが終わるまでマシンの合法性を維持するのはチームの責任である」という理由でマクラーレンの言い分を退けた。

これにより、マクラーレンは2戦0ポイント、いっぽう2連勝ミハエル・シューマッハを擁するフェラーリは26ポイント獲得で、4月9日に行われるサンマリノGPにのぞむことになった。

昨年のマレーシアGP。チャンピオンシップ争いで負けられないフェラーリの2台がボディ規定違反で失格。しかしフェラーリの控訴の後、失格取り下げの裁定がくだったことがありました。今回のクルサード失格の理由は理解できるものの、過去の裁定と矛盾している感も否めません。が、シーズンは始まったばかり。あまり細かいことに気をとらわれず、マクラーレンの追い上げに期待しましょう。(WebCG 有吉)

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