「iモードカーナビ」、いよいよサービス開始

2000.04.07 自動車ニュース
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「iモードカーナビ」、いよいよサービス開始(4/7)

iモードを使ってリアルタイム情報をカーナビに取り込める「iモードカーナビ」が4月より本格始動した。どんなことができるのか、概要を紹介する。

サービスの中核となるのは「iMapFan」と呼ばれるシステム。パイオニア製カーナビの地図ソフトを作っているインクリメントP(株)と三井物産(株)が構築したシステムだ。iMapFanのベースとなっているのはインクリメントPの地図検索サイト「MapFan Web」。これまでもパソコンなどでインターネット環境から検索、地図の閲覧はできたが、iMapFanの登場によりiモード携帯電話やiモードカーナビでも同様のサービスが受けられることになった。

iMapFanで利用できるのはお店など7万3000件の詳細情報の検索「スポット情報」、位置情報付きメール「ここです!メール」の送受信など。「スポット情報」のおおまかな情報や「ここです!メール」の受信だけなら無料だが、より詳細な地図を閲覧したり「ここです!メール」を送信するには月300円の費用が必要だ。これはiMapFanがNTT DoCoMoのiモード「iメニュー」のひとつだからである。

いずれにせよ自宅やオフィスのパソコンと、iモード携帯電話、iモードカーナビの3者間で位置情報のやりとりが可能になったことは画期的なこと。たとえばiモード携帯電話から「ここです!メール」をiモードカーナビに送れば、カーナビの地図画面上にその位置を表示、そこを目的地設定すれば確実な待ち合わせができる。

検索情報は現在のところ飲食店などのお店情報が主なところで、その所在地、電話番号、営業時間、メニューに至るまで一部の店舗は写真付きで紹介される。今後はiモードのリアルタイム性を活かして混雑度や予約機能、また駐車場の満空情報などの情報提供も予定されているという。

iモードカーナビを利用するには以下の機器が必要だ。
・iモード携帯電話〈パナソニックP502i〉
・iモード対応カーナビ〈パナソニックCN-DV2520i〉(26万円)
・モバイルコミュニケーションユニット〈パナソニックCY-CM200D〉(3万9800円)

現在のところ上記以外の機器ではiモードカーナビを利用することはできない。いずれもパナソニックしかも松下通信工業製というのは当初からハード面でこのシステム構築に力を貸してきたにほかならない。ただ気を付けなければいけないのは同じ松下通信工業でも最新のカーナビDV3300では、いまだ対応していないということだ。つまりこのモバイルコミュニケーションユニットはあくまで2520i専用なのである。いずれDV3300の専用ユニットは出てくるだろうし、携帯電話やカーナビに関しても他社から対応機種が登場してくるはずだが、1日も早くiモードカーナビを体験したいという方は上記セットを揃えるほかはない。

参考サイト:
MapFan Web
http://www.mapfan.com/mfwtop.shtml

パナソニックDVDカーナビ
http://www.mci.panasonic.co.jp/topics/navi/index.html

ここのところトラブル続きのiモード。550万人と利用者が急激に増えたことによるものでしょうが、それはすぐに解決されるものと信じます。それはともかく、iモードカーナビはどれだけ役に立つものか、WebCGでは実際に使ってみた試用リポートを含め、今後もiモードカーナビを追っていきたいと思いますので、ご期待ください。

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