【スペック】全長×全幅×全高=4345×1900×1184mm/ホイールベース=2560mm/車重=1520kg(乾燥重量)/駆動方式=MR/5.2リッターV10DOHC40バルブ(550ps/8000rpm、55.0kgm/6500rpm)/価格=2443万5600円(テスト車=2566万8615円)

ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 スパイダー(MR/6AT)【試乗記】

完成されたガヤルド 2012.07.11 試乗記 ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 スパイダー(MR/6AT)
……2566万8615円

マシンコントロールの楽しさをウリにする、後輪駆動のランボルギーニ「ガヤルドLP550-2」。そのオープンバージョンは、どんな走りを見せるのか? ワインディングロードで試した。

素性のよさは間違いない

2010年の暮れ、『webCG』の取材でクローズドボディーの「ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2」に試乗した。

記憶を掘り起こせば、それはとても刺激的な体験だった。そりゃそうだ。だって、乾燥重量1380kgの軽量かつコンパクトなボディーには、550psものパワーを発生する5.2リッターのV10エンジンが縦置きされている。しかもその駆動方式は、それまで「ガヤルド」がトレードマークとしていた4WDシステムではなくMRなのだから。
身構える筆者に「代わりにロック率45%のLSDを付けといたから、思う存分ドリフトしてみてよ」と言うわけである。ほんと「タガが外れてしまったのかな?」とすら思ったものだ。

幸い、試乗の舞台となった袖ヶ浦フォレストレースウェイでは、コースの所々にパイロンが設置され、「責任とれないドライバーは飛ばしちゃだめ!」と言わんばかりの警戒態勢だったから、多くのジャーナリストが内心ホッとしたはずである。

ただ、そのクルマとしての精緻な出来栄えや、ドライビングの興奮は、今でも体が覚えている。

そもそもが四輪の駆動力を受け止めるキャパシティーを持ったシャシーだからか、二駆になったところでシャシー剛性には何ら不満は感じられない。いま考えれば、だからこそドリフトコントロールを楽しむモデルとして「ガヤルドLP550-2」がローンチされたのだな……と合点がいく。

今回は、その「スパイダー」の試乗。オープンモデルになったことで、その素晴らしい性能はどれだけドロップしているか? あるいは、全く違った味わいが得られたのか? といったところが評価の対象になる。


ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2 スパイダー(MR/6AT)【試乗記】の画像
インテリアの様子。トランスミッションは、オートマチックドライブもできる6段の「eギア」のみとなる。
インテリアの様子。トランスミッションは、オートマチックドライブもできる6段の「eギア」のみとなる。
「ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2」の国内販売開始から約1年後の2011年12月に発売された、オープンバージョン「LP550-2 スパイダー」。エンジンのアウトプットに変わりはないが、オープン化にともない、乾燥重量はクーペよりも140kg増しの1520kgとなる。(写真をクリックするとルーフの開く様子が見られます)
「ランボルギーニ・ガヤルドLP550-2」の国内販売開始から約1年後の2011年12月に発売された、オープンバージョン「LP550-2 スパイダー」。エンジンのアウトプットに変わりはないが、オープン化にともない、乾燥重量はクーペよりも140kg増しの1520kgとなる。(写真をクリックするとルーフの開く様子が見られます)

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