「クライスラーPTクルーザー」が日本を「巡業」

2000.05.12 自動車ニュース
 
 
000512_030.gif

「クライスラーPTクルーザー」が日本を「巡業」(5/12)

ダイムラークライスラー日本は、新型車「PTクルーザー」の全国お披露目イベント「ディスカバリー クライスラーPTクルーザーツアー」を、5月22日から7月2日まで展開する。

7月に予定されている日本導入に先駆けて、九州を起点に北海道までPTクルーザーで走破するというもの。その途中、各地で地元報道機関を対象としたプレビュー試乗会をはじめ、週末には各地のディーラーで展示会を行う予定だという。

クライスラー/ジープ担当副社長、ロバート・E・ボーエン氏によれば、「最も重要なのは、すぐにクライスラー車と認識されること」であり、このイベントの目的も「クライスラー」と「ジープ」の2ブランドの存在感を高めることだと強調した。

PTクルーザーは、1998年のジュネーブショーで発表されたコンセプトカー「プロントクルーザー」を原型に開発された新型車。クライスラーは「クラシカルなスタイルだけでなく、ホットロッドの雰囲気やRVとしての機能性を持つなど、いかなるライフスタイルにも対応できる」と謳う。2000年1月のデトロイトショーでの好評をバネに、年産18万台を生産するメキシコ・トルーカ工場に加え、オーストリアのユーロスター工場での製造も決定した。

クライスラーが培ってきた「ヘリテージ(伝承)」デザインを再現し、レトロとモダンを融合させた外観に、現代の技術と機能性を付与。さらに全長×全幅×全高=4288mm×1704mm×1600mmと、「ネオン」よりコンパクトなボディで広い室内空間を実現したのがウリだ。実車を見ると、ダブルホールディング機構を備える後席、可動式パーセルシェルフによるユニークな荷室アレンジなど、ボンネットバスを思わせるレトロ調の外観から想像するよりは使い勝手がよさそうである。

米クライスラー「PTクルーザー」サイト:
http://www.chryslercars.com/pt_cruiser/
pt_html/frameset_pt_cruiser.html

レトロな外観に、RV的な使い勝手と乗用車並みの取り回しのよさを備え多様化するライフスタイルに対応できる、というちょっと「玉虫色」のクルマですが、ユーザーの顔がイマイチ想像つきません。発表当時、アメリカではトラックか乗用車か議論されたという逸話があるほどユニークな存在ですから、正直なところこのツアーのウケをみて戦略を決めるのかもしれません。(NAVI編集部 かわばた)

 
 

この記事の大きな画像を見るためには、画像ギャラリーをご覧ください。

関連記事
  • クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)【試乗記】 2013.1.23 試乗記 クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)
    ……260万円

    ランチア改めクライスラーのバッジを付けて上陸した「イプシロン」。ブランドが変わっても、このクルマならではのワン&オンリーな魅力は変わらない。
  • クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)【試乗記】 2013.1.6 試乗記 クライスラー・イプシロン プラチナ(FF/5AT)
    ……260万円

    イタリアのランチア改め、アメリカのクライスラーブランドで国内販売が始まった、新型「イプシロン」。巨匠 徳大寺有恒が、その印象を語る。
  • ランチア・イプシロン 0.9 ツインエア(FF/5MT)【試乗記】 2011.9.1 試乗記 ランチア・イプシロン 0.9 ツインエア(FF/5MT)
    ……263万5000円

    フルモデルチェンジで3代目に生まれ変わった「イプシロン」。“あの”ツインエアを搭載する走りに、ランチアらしさは感じられたのか?
  • 日産ノートe-POWER メダリスト(FF)【試乗記】 2017.1.11 試乗記 日産が、満を持して投入したシリーズ式ハイブリッドシステム「e-POWER」。コンパクトカー「ノート」の好調を支える新しいパワープラントの実力を、最上級グレード「e-POWER メダリスト」の試乗を通して確かめた。
  • 「フィアット・パンダ」の内装が新デザインに 2017.1.12 自動車ニュース FCAジャパンが「フィアット・パンダ」をマイナーチェンジ。ダッシュボードを黒のモノトーンとしたほか、フラットボトムタイプのステアリングホイールを採用するなどの改良を実施した。価格はこれまで同じ213万8400円。
ホームへ戻る