F1第6戦「ヨーロッパGP」プレビュー

2000.05.19 自動車ニュース
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F1第6戦「ヨーロッパGP」プレビュー(5/19)

F1第6戦「ヨーロッパGP」決勝が、5月21日にドイツ南西部のニュルブルクリンクサーキットで行われる。

舞台となるニュルブルクリンクは、1950年から1976年までドイツGPが行われた地。かつて176ものコーナーをもった1周22.7キロのサーキットだったが、1976年、フェラーリに乗るニキ・ラウダの大事故をきっかけにGPカレンダーから遠ざかっていた。1984年、大幅なレイアウト変更で4.556キロの近代的なサーキットに生まれ変わり、同年にGP復帰を果たした。以降、ヨーロッパGP、ドイツGP、ルクセンブルクGPの名で開催されている。

コースは、高低差があり、高速コーナーと低速コーナーが混在している、テクニカルサーキットだ。抜きどころが少ないため、タイヤ選択とピットインのタイミングが勝敗を分ける。また天候もレースを左右する重要な要素といえる。この時期のアイフェル地方は雨が多いため、ウェットレースとなった場合は混乱が予想される。

チャンピオンシップでは、ポイントリーダー、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)とミカ・ハッキネン(マクラーレンメルセデス)の争いに注目が集まる。初戦3連勝を飾ったシューマッハだったが、第4戦イギリスGPで3位、第5戦スペインGPで5位と、ここのところ調子が悪い。いっぽう、第1、2戦でリタイアしているハッキネンは第3、4戦で2位、第5戦で初優勝と、波に乗っている。

第6戦ヨーロッパGP前の時点でふたりの得点はシューマッハ36点対ハッキネン22点。残り12戦が控えていることを考えれば、タイトル争いはまだまだ読めないといえる。

コンストラクターズタイトル争いは、フェラーリ(49点)、マクラーレンメルセデス(42点)。これに続いているのはウィリアムズBMW(15点)だ。第3戦を除いてすべてのレースでポイントを獲得。そのコンスタントさが効いて、「2強」を追いかけている。

BARホンダ(写真)は、開幕戦、第3戦に次ぎポイント獲得を狙いたいところだ。先週行われたスペイン・ヘレスでのテストでは、ジャック・ビルヌーブ、リカルド・ゾンタのレギュラードライバーにテストドライバー、ダレン・マニング、パトリック・ルマリエも参加。4人で開発プログラムを分担し、1000キロ以上を走破したという。ビルヌーブは、「このところクルマはかなり良くなってきている」と、開発が順調に進んでいることを示唆した。

F1ヨーロッパGP、決勝の模様は5月21日(日)23時45分より、フジテレビ系で放映される。

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