キャディラック・ドゥビル「ナイトビジョン」を体験

2000.05.24 自動車ニュース
 
 
000524_053.gif

キャディラック・ドゥビル「ナイトビジョン」を体験(5/24)

キャディラック「ドゥビルDHS」に採用されている赤外線暗視装置「ナイトビジョン」を体験する試乗会が、成田空港近くの夜道で行われた。

「ナイトビジョン」とは、暗闇の中でも街並みや人の動きが見える暗視装置だ。その仕組みは、前方の人や対向車など、すべての物質から放出されている赤外線を、フロントグリルに埋め込まれたカメラで感知。画像処理をしフロントウインドウの100mm×250mm程度の大きさに投影するというもの。これにより、ロービームの約3〜5倍の距離が視認可能になり、安全性が向上するというのが同装置採用の理由である。なお、ナイトビジョンの映像は運転席からしか正しく見えないようになっている。

さて、いざ試乗となった。ヘッドライトを点灯して待つこと数十秒、フロントウィンドウ下部に「ヘッドアップディスプレー」と呼ばれる白黒の荒い映像がボッーっと浮かんできた。ステアリングの右下に設置されたスイッチで画像の位置と大きさを調整し、出発である。

時速50kmで対面通行の一般道を走りはじめる。最初は、物珍しさでナイトビジョンばかり見てしまったが、いったん慣れてしまえば、かなり先での道路状況や対向車の大きさなどが分かって、非常に便利である。

ハイビームで走る対向車と自車との間に、黒い服を着たスタッフがいたのだが、通常のフロントライトだけだと5mまで近づかないと見えなかったのだが、ナイトビジョンでは、かなり前から白い人影を確認することが出来た。暗闇での視認性の向上は、認められるといっていいかもしれない。

ドゥビルのアシスタントブランドマネージャー、ダニエル・R・スミス氏は、ドゥビルのユーザー層を、「安全性、盗難防止、快適性、豪華さにはコストをかける人」で、「安全性に対価を支払うという意識は相当高い」と分析する。実際、1999年秋から販売が始まっているアメリカでは、新車登録されるドゥビルの約9パーセントにナイトビジョンが装着されており、バックオーダーを抱えるほどの状態だという。

この「ナイトビジョン」、「ドゥビルDHS」に革張りシートなどとともにセットオプションされている。オプション価格は121.0万円、装着車の価格は820.0万円となる。(NAVI編集部 カワバタ)

 
 

関連キーワード:
ドゥビルキャデラック自動車ニュース

あなたにおすすめの記事
関連記事
  • キャデラックCTS-Vセダン スペックB(FR/8AT)【試乗記】 2016.7.23 試乗記 “コルベットの心臓”を持つキャデラックのハイパフォーマンスセダン「CTS-V」。最高出力649ps、最大トルク87.2kgmを発生するV8ユニットに目を奪われがちだが、実際の走りはどうなのか? パワーだけにとどまらない同車の魅力を紹介する。
  • キャデラックATS/CTS/CT6【試乗記】 2017.4.17 試乗記 キャデラックのセダンを乗り継いで、都内と群馬県を往復するツアーに参加。オールラインナップに一気乗りしたことでわかった、今のキャデラックセダンの実力とは? そしていまだ三分咲きの桜を眺め、リポーターは何を思う?
  • キャデラックCTS-Vセダン(FR/8AT)【海外試乗記】 2016.3.3 試乗記 ライバルを凌駕(りょうが)する出来栄えに脱帽。過給機付き6.2リッターV8エンジンを搭載した「キャデラックCTS-V」にロサンゼルスで試乗。最高出力649ps、最大トルク87.2kgmという怪力を誇る、高性能スポーツセダンの実力を試す。
  • レクサスLS【海外試乗記】 2017.10.7 試乗記 「より鋭く、より優雅に」をキーワードに、これまでにない動的質感を追い求めたという新型「レクサスLS」。新世代のプラットフォームに新開発のパワートレインと、11年ぶりのフルモデルチェンジですべてが一新されたフラッグシップセダンの出来栄えを試す。
  • ホンダ・シビック タイプR(FF/6MT)【試乗記】 2017.9.23 試乗記 いよいよわれわれの目の前に現れた新型「ホンダ・シビック タイプR」。そのステアリングを、ホンダの鷹栖プルービンググラウンドで握った。“リトル・ニュルブルクリンク”ともいえるワインディングコースで、新型タイプRはいかなる走りを見せたのか?
ホームへ戻る