アウディ「TTロードスター」に乗る

2000.05.26 自動車ニュース
 
 
000526_064.gif

アウディ「TTロードスター」に乗る(5/26)

5月23日、春の陽射しが降り注ぐ箱根を舞台に、「TTロードスター」の試乗会が行われた。

「TTロードスター」は、昨年10月に発売された「TTクーペ」のオープントップモデル。そのフォルムは、1995年発表のデザインスタディの時点とあまり変化していない。特徴的なレザーシート(まるでベースボールグラブのような)と、アルミ素材を多用したインストルメントパネルが人目を惹く、細部にまで気を配ってデザインされたモデルだ。

今回導入され、試乗車として用意されたのは、TTクーペと同様、1.8リッターターボエンジンと6段MTを搭載したクワトロ駆動方式のタイプである。


最初、助手席に座ってたんですけど、あまりピンとこなかったんですよ。加速感だとか、エンジンの音だとか、ちょっとおとなし過ぎるんじゃないかと思って。

そうですね。スペックを見て「バリバリのスポーツカー」と思われている人も多いと思いますが、乗ってみると乗り心地は悪くないし、下からトルクがあって乗りやすいですね。またデザインされたボディとインテリアは、スポーツカーのカドをとってまろやかにした感じで、ひっちゃきになって走るよりも、流して走る方が似合います。

そうかもしれません。確かに実際に運転してみると、エンジンのパワーに何ら不満はないし、むしろ十分速い。でも、そうしないで自分のペースでゆったり走っていると、その何倍もいい気分になれます。風もちょうどいい感じで入ってくるし、ペダル類の重さや、シフトフィールなんかもそんなペースに合ってる気がします。

ハイパワーであっても、アクセルを踏み込んだときに急激にクルマの挙動が乱れるようなこともなく、コーナーでも弱アンダー気味でドライバーがコントロールしやすい設定になっているので、安心してスポーティなドライビングができるクルマです。また幌の開閉も片手で簡単にできますので、季節を問わず幌を上げて走りたいものですね。

いずれにしても、個性的なデザインが醸し出す独特の存在感は、注目されること間違いありません。ちなみに、お値段は500万円ちょうど。2000年度の販売目標台数は300台だそうです。これくらいの台数だと、街中で同じクルマとすれ違うことは滅多にないんじゃないでしょうか?

松本英雄

WebCG こんどー

 
 
あなたにおすすめの記事
関連記事
  • アウディTTロードスター 2.0 TFSIクワトロ(4WD/6AT)/TTSクーペ(4WD/6AT)【試乗記】 2015.9.21 試乗記 アウディのスポーツカー「TT」が、9年ぶりにフルモデルチェンジ。オープン2シーターの「TTロードスター」と高性能モデル「TTSクーペ」を駆って、その実力を確かめた。
  • アウディRS 5クーペ(4WD/8AT)【海外試乗記】 2017.7.24 試乗記 アウディが誇る高性能スポーツクーペ「RS 5クーペ」が2代目にモデルチェンジ。新世代のプラットフォームに新世代のダウンサイジングターボエンジンを搭載した新型の出来栄えを、南仏のオートルートおよびワインディングロードで試した。
  • アウディTT RSクーペ(4WD/7AT)【試乗記】 2017.7.25 試乗記 「アウディTTクーペ」のハイパフォーマンスバージョン「TT RSクーペ」がフルモデルチェンジ。最高出力400psの5気筒エンジンや新開発プラットフォームを得た新型は、どんな走りを見せるのか。市街地からワインディングロードまで、さまざまな道で試した。
  • メルセデス・ベンツE400 4MATICクーペ スポーツ(4WD/9AT)【試乗記】 2017.8.3 試乗記 スリーポインテッドスターにとって最新の2ドアモデルである、新型「メルセデス・ベンツEクラス クーペ」。代々受け継がれてきた伝統のピラーレスハードトップがもたらす開放感に浸りながら、メルセデス自慢の先進装備の出来栄えを試した。
  • アウディSQ5(4WD/8AT)【海外試乗記】 2017.7.1 試乗記 2017年はじめにデビューしたばかりの新型「アウディQ5」に、早くも高性能版の「SQ5」が登場。高効率化とハイパワー化という“二律背反”をアウディはどのようにして克服したのか? 同社の取り組みを紹介するワークショップの内容とともに報告する。
ホームへ戻る