【スペック】ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン ブルーモーションテクノロジー:全長×全幅×全高=4545×1785×1530mm/ホイールベース=2575mm/車重=1350kg/駆動方式=FF/1.2リッター直4SOHC8バルブターボ(105ps/5000rpm、17.8kgm/1500-4100rpm)/価格=279万円(テスト車=同じ)

フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント/シャラン/パサート ブルーモーションモデル試乗会【試乗記】

非凡なる平凡さ 2012.07.09 試乗記 フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン ブルーモーションテクノロジー(FF/7AT)/シャランTSIコンフォートライン ブルーモーションテクノロジー(FF/6AT)/パサートTSIハイライン ブルーモーションテクノロジー(FF/7AT)
……279万円/379万円/374万円

見た目も大きさも異なる3台のフォルクスワーゲン。その中で、燃費向上のための技術「ブルーモーションテクノロジー」はどう生かされているのか。一気乗りしてチェックした。

今や7モデルで展開

「1台のクルマに二つの動力源を持つのは合理性に欠ける」と、当初ハイブリッドシステムに冷淡だったドイツの自動車メーカーが、環境性能、具体的には燃費基準のハードルが高まるなか、今ではそれぞれの特徴や歴史を強調しながら、一斉にハイブリッドシステムに取り組んでいる。

一方で当然のことながら、従来型モデルの燃費向上にも余念がない。ただ、自動車の燃料消費量はさまざまな工夫の積み重ねによって減少するものなので、なかなか「ハイブリッド=エコ」といった明快な図には落とし込みにくい。

そこでフォルクスワーゲンが考えたのが、燃費向上に有効な技術のパッケージを「ブルーモーションテクノロジー」と名付けること。TSIユニットまたはTDIユニット搭載車で、Start/Stopシステム(アイドリングストップ機構)とブレーキエネルギー回生システムのテクノロジーパックを採用したモデルに、ブルーモーションテクノロジーのブランド名が与えられる。

日本では、「ポロ」「ゴルフ」「ゴルフヴァリアント」「シャラン」「パサート」「パサートヴァリアント」、そして「トゥアレグ」に、ブルーモーションテクノロジーのプレートが貼られたグレードが用意される。

ブルーモーションテクノロジー車を集めたプレス試乗会で、最初に乗ったのが1.2リッターターボエンジンを搭載する「ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン」。わが国では、1.4リッターツインチャージャーを積んだ上級グレード「TSIコンフォートライン プレミアムエディション」も販売されるが、こちらにはアイドリングストップ機構やブレーキ回生システムが搭載されず、ブルーモーションテクノロジーのサブネームは付かない。カタログ燃費は、1.2リッターターボモデルが19.0km/リッター(JC08モード)、1.4リッターツインチャージャーが15.8km/リッター(同)である。

「ブルーモーションテクノロジー」とは燃費向上に有効な技術群のこと。
「ブルーモーションテクノロジー」とは燃費向上に有効な技術群のこと。
1.2リッターターボエンジンを搭載する「ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン」に試乗。JC08モード燃費は19.0km/リッター。
1.2リッターターボエンジンを搭載する「ゴルフヴァリアントTSIトレンドライン」に試乗。JC08モード燃費は19.0km/リッター。
「ブルーモーション」の主要な技術に、アイドリングストップ機構(シフトセレクターの前方にカットオフスイッチあり)と、ブレーキエネルギー回生システムがある。後者は、車両が空走もしくは減速すると、オルタネーターの発電量を上げて抵抗を増やし、制動の手助けをすると同時にバッテリーへの充電量を引き上げる機構。
「ブルーモーション」の主要な技術に、アイドリングストップ機構(シフトセレクターの前方にカットオフスイッチあり)と、ブレーキエネルギー回生システムがある。後者は、車両が空走もしくは減速すると、オルタネーターの発電量を上げて抵抗を増やし、制動の手助けをすると同時にバッテリーへの充電量を引き上げる機構。

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